私はずっと文系で、歴史も好きでした。中学、高校時代、新学期になって新しい教科書が配られると、授業が始まる前に読んだもんです。今から思たらその教科書にウソが書いてあったわけやから、そりゃあ、普通、みんな怒るでしょ。私の「覚醒」は、その怒りがきっかけですね。
歴史でいうと、まず日本史。これは昔は「国史」と言うてたんですよね。さすがに「国語」は「日本語」にはならへんかったけど、危なかったんかも知れません。「日本史」の最初は縄文時代、弥生時代、そしていきなり最初に出て来る人名、国名が「卑弥呼」に「邪馬台国」。おいおい。
もちろん戦前の教科書には出て来ません。そもそも「魏志倭人伝」なんて、伝聞の伝聞を書いてるだけの外国の史書(もっと言えば政治宣伝文書)ですからね。当然、戦前の教科書では「古事記」「日本書紀」から始め、人名は初代天皇の神武天皇から始めるのが当たり前やった、と。
古事記、日本書紀に至っては、非科学的な「神話」なのでデタラメ、みたいに軽んじられたわけですね。ホンマにはっきり言うて、気ちがいじみた歴史教育ですね。早う取り戻さなあかん。ウチは子供がでけへんかったので、今の子供の教科書は知りませんが、どうなってるんでしょうか。
話は戻って私は、中学、高校生時代から、卑弥呼の「卑」、邪馬台国の「邪」、そして当時の日本のことを「倭」というのには、ずっと違和感を持ってました。実はそれらは戦後になってから教科書に書かれるようになったんやと言うのは、つい最近知りました。
そして、またえらい前置きが長くなりましたが、今日はこれです(「宮崎正弘の国際情勢解題」通巻第7855号)。何と今日から連載企画「国史烈々」(こくしれつれつ)が始まり、その最初がこの話やったんです。長いですが、書き出しの部分をコピペさせて貰いましょう。
任那はわが国の飛び地だった。百済は保護国だった。楽浪郡がシナの朝鮮半島における飛び地だったように。
米国にとってアラスカは飛び地であり、ロシアはリトアニアとポーランドに挟まれたカリニングラードが飛び地である。アルメニアはアゼルバイジャン領内のナゴルノカラバフ、アゼルバイジャンは逆にアルメニア南西部がナヒチバンという飛び地を持つ。
古代史の学者がなぜ、こういう歴史の常識的な視点でものを言わないのか? 任那は古代日本の飛び地であった、と。
『魏志倭人伝』が書いている政治宣伝を鵜呑みにして、わが国を「倭」などと魏がかってに漢字を充てた語彙を無造作に用い、卑弥呼は誰か等などと議論するのは自虐史観の極地である。
倭は侏儒の意味である。魏が蔑称を用いているのだ。北畠親房は国名を問われて、「わが国」といったころを通訳が「わ」と取り違え、勝手に漢字を充てた。卑弥呼はおそらく「日御子」であり、邪馬台国とはヤマトという地名を指したのだろう。
戦前、関東軍は清朝の官僚たちが漢人を馬鹿にして「清国奴」(チンクォヌ)という蔑視語を聞き違えて「ちゃんころ」と言っていた。
倭は、こびと。私たちの祖先が自ら倭などと名乗るはずがない。日本人学者が倭と用いるのは「われわれジャップは」と卑下していることと同義である。
パチパチパチ!!拍手、ですね。戦後のアホなサヨク日本の学者ども、よう読んどけ!と言いたいですね。そうなんですよ。卑弥呼は「日御子」、「邪馬台国」はヤマト、なんですね。そんなもん、江戸時代からみんな知ってたのに、戦後のアホ左翼学者が教科書を書き換えたんですね。早う元に戻しましょう。上に続く宮崎さんの通巻第7856号の連載(2)では、
「縄文文明は世界四大文明(黄河、チグリス・ユーフラテス、インダス、ナイル)に加えて「五大文明」だと小林達雄が唱えた(『縄文文化が日本人の未来を拓く』、徳間書店)。
と書いてはります。
ともかく縄文土器は日本文明にしかない独自な文化のたたづまいがあり、浪漫の薫りをそなえている。
深鉢土器などの実用品はこんにちの鍋、釜である。これで煮炊きして魚介類に山菜に獣の肉を入れて寄せ鍋とした。
このような食文化の豊かさは他の文明に比類がない。
漆も五千年前の縄文時代に日本で最初に使われたことが最近の研究で実証された。
世界の最先端やったんですね。そこから教えんかいや、という話ですね。もうワクワクしますね。この記述一つが変わるだけでも、日本の子供たちが、「わが国」を誇りに思えるように変わって行ってくれることと思いますね。
ところで宮崎さんのコラム「国史烈々」の前にはちゃんと時事ニュースもあります。何と「ハンター・バイデンはカネまみれ、親父の名前を利用しただけか? 銀行口座の記録が「動かぬ証拠」に」です。
元ニュースはこちらで(BREAKING: House Oversight Bombshell Reveals New Biden Payments From Foreign Oligarchs)、日本語では「トータルニュースワールド」に出ていますね(バイデン犯罪一家に新証拠!委員会が銀行記録公開/マッカーシー氏「バイデンはオリガルヒから2千万ドル超受け取った!彼は私腹を肥やし税金を逃れ、政敵を起訴する!」)。
これだけバイデンの犯罪が暴かれても、何でまだバイデンが大統領でいられるのか不思議ですね。悪は早う滅びてほしいもんです。
【文中リンク先URL】
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://trendingpoliticsnews.com/breaking-house-oversight-reveals-payments-to-bidens-from-kazakhstan-russia-ukraine-mstef/?utm_source=proude&utm_medium=twitter
http://totalnewsjp.com/2023/08/10/biden-1196/
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コメント
「日巫女」と思ってました。
シャーマンと聞いたので。
自らの正当性を主張するために歴史を書く。
所謂中国シナにおける正史。
日本書紀が書かれたのはシナとの外交上の必要性から。
日本においては前王朝をけなす必要もなく記憶をたどって書いたから抜け落ちている部分が多いのではないかと思われます。(林房雄)説。
ギリシャにおいても自国中心の偏見で書かれていますから他国についてはほぼ悪口。
ピラミッドが奴隷労働で建てられたとか。
近年ではイギリスを中心に歴史が組みたてられていますから彼らに都合のいい嘘で占められています。
4大文明もイギリス人が作り出した偏見。
奴隷労働が苛酷になるのはアメリカ大陸におけるプランテーション農業から。
プランテーション農業が変形したものが共産主義。
悪いものはみんなアメリカ発です。
日本人の律義さが近年の発掘に生かされ、縄文弥生といった考古学の嘘はほぼ覆されました。
敗戦から作り出された自虐が正しいをいまだに信じ込まされていますがこれは克服されそうです。
武田邦彦先生によると、黄河文明は気候的にみて存在しないとおっしゃています。