今日も引き続き、【保守看板】「拉致問題の幕引きは許さない」のことを書かせて貰います。色合いを変えました。
もちろんこの色は、「ブルーリボンバッジ」の色、「ブルー」です。国の拉致問題のホームページにも説明が載っています。
拉致被害者の救出を求める国民運動は、ブルーリボンと青色を運動のシンボルにしています。
青色は、被害者の祖国日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」を、また、被害者と御家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。
「日本海の青」、そして被害者と家族を唯一結ぶ「青い空」、これだけでも私は涙が出て来そうになります。ちなみに看板に使用予定のこの写真の、真ん中の横田めぐみさんは何と、拉致された直後に、向こうで撮られた写真なんです。
不安で不安でいたたまれなかったであろう横田めぐみさんの、この表情を見るだけでも、胸が締め付けられます。もう、残酷すぎて言葉もありません。こんな思いを、拉致被害者の家族は、もう何十年も持ち続けて来てはったわけですね。
さてこの原稿の右下のQRコードは、「救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)」のホームページにつながります。「最新メールニュース」の「動くか北朝鮮-最新報告1、2、3、4」は、是非読んでほしいですね。今年の7月20日の東京での連続集会での、救う会会長の西岡力さんの挨拶・報告が採録されています。
今、拉致をめぐって、何がどう動いてるんか、めっちゃ緊迫した状況が伝わって来ます。「報告3」から長いですが、コピペさせて貰います。
◆秘密情報をリークしてはならない
北朝鮮は、「再調査する」と言いましたが、その時の進め方について私たちは
大変不満を持っていました。北朝鮮がミサイルを発射したり、核実験をしたこと
で(日本が制裁を復活させたため)、再調査委員会は解散したことになっていま
すが、繰り返し「共同通信」が、「ストックホルム合意の後の日朝協議で認定被
害者の田中実さんと朝鮮籍の特定失踪者の金田龍光さんの生存を伝えてきたが、
安倍総理は「それだけでは足りないから拒否しろ」と言って、「それで田中さん、
金田さんが事実上見殺しにされた」というような報道を繰り返ししました。
私が大変怒っているのは、安倍総理が殉職された後、去年の9月に、当時の外
務次官だった斎木さんが、「朝日新聞」のインタビューで、「田中さん、金田さ
んについてはそういう話(生存情報)がありました」ということを認めました。
終わっていない交渉の一部分だけを抜いてリークするということを、外務次官
をやった人がするのか、と。それも安倍さんが亡くなった後に、安倍さんを批判
する側に有利になるようなことをするのかと、大変怒っています。
私はこのことについて生前の安倍さんと話をしました。色々と取材もしました。
そういう情報が出たのは間違いないようです。しかしそれは、今後の裏交渉で北
朝鮮に対し気を付けてもらいたいという意図があるのでここで申し上げるのです
が、北朝鮮は見返りなしに何か情報を出すことはないのです。
それも裏交渉で起きたことですから、また建前としては「拉致は解決した」と
言っているのですから、誰かの情報が外に出ただけでその担当者が危なくなるこ
とだってあるのです。
見返りなしにそういうことを交渉の中で言うわけがないのです。見返りも含め
て、何を出すのかという交渉は秘密でやってもらわなければ先に進まないのです。
北朝鮮が田中さん、金田さんを出してきたことの見返りは、「これで終わりにす
る」ということです。
8人について「死亡」の証拠がない。全員生存が前提で被害者の即時一括帰国
に向けて納得ある説明を求めていくという日本政府の立場と反する提案が出てき
たら、それは呑めない。
報道などによると、その頃「ウンギョンさんの留学の話等が進んでいた」と言
います。横田さんのお孫さんで、田中さんと金田さんは親戚がなく平壌で幸せに
暮らしている。そしてこの問題について明確な返事がなくても終わりにする。
しかし終わりにできないから、「合同調査委員会」を作って調査を続けながら、
国交正常化に向かっていくというようなことではなかったのか。それを強く疑っ
ています。
少なくとも秘密交渉で出たことの一部を外に出してはだめなんです。そうする
と、その交渉が信用されなくなる。そういうことは絶対やめてほしい。安倍総理
は最終的にストックホルム合意の危険性に気付いて、切ったのです。
私は、表向きは総理が決断することだから、家族会・救う会は批判する声明は
出しませんでしたが、個人的には「危ないですよ」と安倍さんに直接申し上げま
したし、メモも上げたりしました。中山恭子さんが一番強い危機感を持って直接
電話したりしていました。
物事が動き始めると事前予定ではない所に着地をしようとする人たちも出てく
る。少なくとも北朝鮮の中にはそういう人たちがいます。一部の元議員の方等は
SNSで、「田中、金田をまず受け入れることが前提だ」等と書いておられるこ
とは承知しています。そういう雑音に惑わされないで、絶対に秘密を守って、し
かし日本政府の基本方針の、「死亡の証拠はないから全員生存の前提に帰国を求
める」という趣旨を貫いてほしい。
そして、未入境の人についても久米さん、松本さん、田中さん、曽我ミヨシさ
んについて、北朝鮮は「拉致をしていない」と言っていますが、日本政府は、
「捜査の結果いずれも北朝鮮の関与が明らかだ。北朝鮮が消息を全く知らないと
いう説明はそのまま受けることはできない」と書いています。
特定失踪者がいるかいないかという問題ではなく、日本政府が認定している4
人についても、北朝鮮は認めていないのです。北朝鮮は明らかに全員認めていな
いのです。そして政府は、「認定の有無に関わらず全員を助ける」と言っている
のです。
認定していない人も助けるというのが、ここに書いてあるように政府の方針で
す。ただそれが何人なのかは分からない。政府がどのくらい北朝鮮内部の情報を
取っているか。それも勝負です。それを外に漏らしたら、北朝鮮は隠そうとする
でしょう。
◆北朝鮮の罠にはまってはならない
最初の話に戻りますが、岸田総理の挨拶に、去年の10月から始まった、拉致
と核・ミサイルを切り離す、そして時間的制約という切迫感を北朝鮮に訴えると
いう岸田総理の戦略に、私たちも歩調を合わせて、「人道支援に反対しない」と
いう運動方針を出してアメリカに行って理解を得ることができたという枠組みの
中で、5月27日、29日に、岸田総理と金正恩委員長の意を体したと思われる
外務次官のやりとりがあった。ここまで来ました。
しかし北朝鮮は、「解決済み」という建前は崩していない。しかし、「解決済
みじゃない」という人と「話し合う」と言っている。その時に、「8人死亡、4
人未入境」という姿勢を貫くのか、北朝鮮が出してくると思われる横田家につい
てはお孫さんのこと、そして家族のいない人(田中、金田)だけを出そうとする、
そういう変則球に乗って次に行こうとするのか。
これは安倍総理が「危ない」と思って止めたことに、罠にはまってはならない。
だから私たちは繰り返し「一括帰国」と言っているのです。
但し、その交渉は公開する必要はない。そして北朝鮮を必要以上に追い詰める
のもよくない。「赤十字が出したことで、過去にも赤十字が間違えたことがある
しょう」と、そういう迫り方でいいと今思っています。
この「報告3」の最初の方で、あの大韓航空機爆破事件の犯人の金賢姫さんが、かつて東京に来た時に、「北朝鮮はああいう国だから面子を考えてあげなければだめだ」と言っていたという話が紹介されていました。それは実は安倍さんも「その通り」と納得してはったそうです。交渉事やから、相手のことも、しっかり把握せなあかんわけですね。
せやからこそ、西岡さんも怒ってはるように、交渉の内容の一部だけを出すことは、絶対にやったらあかんわけですね。山口敬之さんも言うてはったことですね。繰り返しになりますが、安倍さん暗殺後、ワラワラ湧いて来た奴らは、こいつらです(二人だけ返して終わり、の話に乗ろうとしてる岸田首相。拉致被害者は無視して支持率回復?アホか。)。
7/11 有田芳生『極秘文書から見える真実』
7/28 有田芳生『安倍が封印した重大情報』
9/08 田中 均『交渉決裂寸前で回避』
9/14 斎木昭隆『北朝鮮から生存情報』
9/17 福田康夫『被害者の扱いで安倍氏との不一致なし』
工作員確定のヨシフはもうええとして、田中均氏ですね。
そして斎木昭隆氏。
そして福田康夫氏。
人間として醜い人たちですね。人が死んでからモノを言い出すって、気持ち悪過ぎ!!真に拉致被害者のため、とかでなく、間違いなく、何らかの、他の利害に押されて喋ってるだけやと思われます。あんたらは「人でなし!」と罵倒させていただくこととします。
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http://www.sukuukai.jp/
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_8039.html
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_8041.html
https://naniwakawaraban.jp/2023/08/14/%e4%ba%8c%e4%ba%ba%e3%81%a0%e3%81%91%e8%bf%94%e3%81%97%e3%81%a6%e7%b5%82%e3%82%8f%e3%82%8a%e3%80%81%e3%81%ae%e8%a9%b1%e3%81%ab%e4%b9%97%e3%82%8d%e3%81%86%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%82%8b%e5%b2%b8/
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コメント
拉致が起こってその捜査中に県警本部長命令で捜査が中止されたのは親父の福田武夫総理時代。
「人命は地球より重い」と語った総理です。
日韓基本条約締結で不良朝鮮人はやりたい放題になっていたのがこの時代。
それを後押ししているのは言うまでもなくアメリカ。
英米の植民地支配は周辺少数民族を代理人として使います。
最近ではミャンマー、ロヒンギャが話題にありました。
日本ではそれが朝鮮人。
福田赳夫は昭電疑獄事件、佐藤栄作とともに検察特捜部に締め上げられて以降アメリカに逆らえなくなっています。
つまり佐藤栄作は同類。
検察特捜部と言えば日本軍隠匿物資回収部隊、始まりから米国の指揮下にあり現在も変わっていないはず。
日本の政治家、誰を信用するかは難しい。
自分で考えろとしか言えません。
しかし小選挙区以前の政治家は独立していて党本部に逆らうこともできた。
今の政治家は全員信用置けない、山田宏が保守のわけはないと思うんですが。
小泉劇場、郵政民営化反対が最後の抵抗、ほぼ全員が不正選挙で落とされて以降心ある政治家は口を閉ざしています。
日本を取り戻すには構造改革をなんとかするしかないんですが、その最初の一歩が選挙制度改革でした。政治家の口を閉ざすことから改革は始まった。
小選挙区を壊さないと日本は復活しないということでほぼ絶望的です。
僕はマスメディアや政府の口車に乗って投票に行くのはやめた方がいいと思っています。
投票は義務ではありません。
支持候補のいない浮動票が不正選挙を成り立たせる土壌になっている。