私はただの一般人なので(笑)、もう岸田と呼び捨てにさせて貰います。議員さんとかの、ちゃんとした地位のある人は、そういう訳には行かんでしょうが、もう最近の岸田のやることを見てると、ホンマに罵倒したくなりますね。繰り返しますが、岸田のアメリカ国賓待遇の「代価」は、アメリカのウクライナへの9兆円支援の「肩代わり」です。
純粋な「支援」にすると、間違いなく日本国内のマスゴミに叩かれるから、財務省が立ち回って「融資」の形にしたわけですね。そのスキームに噛んでるはずの世界銀行でさえ、ウクライナの国家財政は破綻すると言うてるのに、です。逆に言うと、これ、持ち逃げオッケーですよ、と言うてるようなもんですね。世界一のアホカモネギ、岸田、ですね。
いやいや、その「融資」が行って来いになって、回収でけへんとしても、それが世界の平和に役に立つんやったらそれでええやんかと、お花畑のお人好しなら言うんかも知れませんが、話は逆です。ますますウクライナ・ロシア戦争は長引き、両国の多くの人がこれからもずっと、死に続けるわけです。さらに恐ろしいことに、日本は一方的にウクライナを支援したことで、完全にロシアの敵になってしまっています。
ウ・露戦争の最初からずっと、とにかくまずは停戦を、と訴えてはった渡辺惣樹さんが、動画で戦慄の情報を教えてくれてはります(【そうきチャンネル】『ウ戦争継続』610億ドル対ウ支援の正体)。ジャック・ラスマスという経済学者の話です。たぶん元記事はこちらです(Ukraine War Funding & Failed Russian Sanctions)。4月24日の米下院議会で議決された610億ドルの支援金の内訳を、このラスマスさんが分析してはりました、と。
610億ドルのうち、232億ドルは米国軍需産業が出荷済みの武器への支払い、138億ドルは米軍在庫から出荷された武器の補填分、つまり370億ドルは過去の支援分の米国軍事メーカーへの支払い分になる。残りの240億ドルは、ウクライナ政府を維持するための、つまり軍人を含む政府職員の給料・年金などに充てられる。さらにウクライナに入って既に活動している米軍アドバイザー、傭兵部隊などの活動資金などにも充当される。たとえばパトリオットシステムの運用などの米軍の費用。そしてやっとその残りの138億ドル、約2兆円で新しい武器が買えることになる。
実はこの話の一部は、私は既に動画で話してました(ウクライナ支援の9兆円は融資?ウクライナは破綻する。日本は世界のATMか?)。その中で、「このままではウクライナは年金も払えなくなる」という報道も取り上げました(ウクライナ副首相「米欧の支援なければ年金支払いに遅延」…英紙)。これ、読売の、英紙からの引用報道なのが「意味深」ですね。
さらにオマケですが、青山繁晴さんが、「ウクライナ政府の年金の支払いに充てられるというのはデマです」と断言してはったことも言いました(【ぼくらの国会・第677回】ニュースの尻尾「ウクライナ支援のほんとう」)。青山さん、ホンマにヤバいやんか。訂正しはった方がええんとちゃいますか?
渡辺惣樹さんの動画に戻りますと、日本からぼったくった9兆円でも、すぐに足りなくなることは米軍はわかっていて、次の手も考えている、と。それは今凍結しているロシア資産を流用することやそうです。実はこれ、日米戦争が始まったときにもアメリカが、日本にしたことやったんですね。
渡辺惣樹さんは憂慮してはります。ただ、EUはロシア側にも資産があるので、EUがアメリカに言われるがままにEU内のロシア資産に手を付けるかどうかはまだわからん、と言う話です。いずれにしても「今の民主党政権の」アメリカは、相変わらずイギリスと共に「金融システムの武器化」によって、世界を好き放題に蹂躙してるんやそうです。
せやからこそ、中露を軸とした「BRICS」は、もうそろそろ米ドル基軸体制から何とか脱却したいと考えている、というわけです。ところでこの動画の最後のところで、渡辺惣樹さんは、私も取り上げてた山口敬之チャンネルに触れてはりました。
山口さんは、岸田の訪米直前に複数の米共和党筋から、「日本がウクライナ支援を肩代わりするのは本当か?」という電話を貰ったそうです。そして、ほどなく岸田訪米があり、何とバイデンがなかなか通せずに四苦八苦していたウクライナ支援法案を、下院議長のジョンソンがわざわざトランプさんに会いに行って、「融資」ならいいだろうという了解を取り付けて、急転直下、ウクライナ支援法が通ったわけです(トランプ氏、ウクライナ支援は「供与でなく融資の形にするよう考えている」)。
トランプさんはビジネスマンやから、自国の懐が痛まへんねやったら、それで自国の軍需産業も儲かるからそれでええ、ということになった、というわけです。おい、岸田、お前の金とちゃうぞ!と怒鳴りたくなりますね。
岸田はひたすら言われるがままに金を出しまくって、バイデンにもトランプにも媚びまくって自分の政権を維持しようとしてるわけです。読売のナベツネにとっては岸田は高校の後輩、岸田を守ろうとしていますから、批判しませんね。ナベツネはCIA、アメリカの言いなりですからね。そして全マスゴミが思考停止でナベツネに追随。いやあ、ホンマに腐ってるわ、政治もマスゴミも。
保守の自民と、アホなサヨク野党、という構図は、ただの目くらましやったんや。サヨクがアホやったことはやっとバレて来ましたが、実は問題はそことちゃうかったんや、ということに、早う気付きましょう。この構図は戦後、ずっと続いてきてたんやで、と。せやからこそ、昨日も書きましたが、憲法だって一言一句、変えられへんのですよ。
あーあかん、止まらへんわ。早う岸田を引きずり降ろさな、日本は巻き込まれるだけやんか。
【文中リンク先URL】
https://www.youtube.com/watch?v=aNi3oi3njqY
https://jackrasmus.com/2024/04/23/ukraine-war-funding-failed-russian-sanctions-print/
https://youtu.be/o2N6_psj2PE
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231228-OYT1T50073/
https://www.youtube.com/watch?v=0Qoct9EHCQc
https://www.youtube.com/watch?v=xOOOcupmmlM
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240413-OYT1T50090/
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コメント
ほら来た!バイデンに言われて、アメリカの財布代わりに日本の懐からウクライナ支援・助成金が「供与」で出させられていく。