総裁選、進次郎では高市さんに太刀打ちでけへんけど、そこで勝負が決まらへんところが問題や。

　私の悪いクセは、いつも先に結論を言いたがることです（笑）。なので、途中の説明やらが抜けてしまうことがあるんですね。反省してます。自分がわかってしもたことは、何度も言わない、となってしまいがちです。あ、何のこと？（笑）。石破の「総総分離」や「解散総選挙」のことです。

　自民党の総裁でなくなっても、総理大臣は続けられる、ということをまだよう知らん人がいるようです。また、今回の総裁選前倒しを牽制するために、石破は「解散するぞ」と脅しているそうですが、これは実際には無理、ということもわかってへん人が多い、と。

　衆議院の解散は、「閣議決定」で決められるのですが、閣議は全会一致でないとあかん、と。今回はいくら何でも何の大義もない「衆議院解散」はあかんやろ、という閣僚が複数人はおる、と言うことですね。

　総理は閣僚を何ぼでも兼務することが出来るので、反対する奴は外して自分が兼務で閣議に臨んだら全会一致が可能になる、と。実際、小泉純一郎の「郵政解散」の時は、反対した閣僚が一人いて、そいつをクビにして兼務して閣議決定したそうです。

　一人でも大騒ぎなのに、複数人出てくれば現実的には無理やろう、ということですね。さらに、国会閉会中の「解散」は例がないそうです。ということで、結論は、総裁選前倒しはもう決まったようなもんやというわけですね。

　なので私は前から、次のポイントはフルスペック総裁選になるかどうか、やと言うてるわけですね。裏でグチャグチャ動いてる人はいっぱいおると思われますね。もちろん私は、日本のためには高市さん一択やと思うてますが、一方で高市さんにだけは絶対させたくない人がいることも現実ですね。

　次はどんな汚い手を使ってくるのか、ハラハラドキドキです。とは言え、自民党の国会議員の中では、高市さんは盤石でも何でもないので、厳しいかも知れません。そしてそこでまたぞろ小泉進次郎の名前が出て来るわけですね。

　でも進次郎くんは、前回の総裁選でも、高市さんとは勝負になりませんでしたね。去年のアメリカ大統領選での、トランプさんとカマラ・ハリスの討論を思い出しました。奇妙な笑い声と、意味のない言葉を次々と発することを「ワード・サラダ」と揶揄されて、決定的な差がついてしもた、ということですね。（画像）

　念のためにググったら何と、こんな記事がありました（｢進次郎構文｣はアメリカでも万バズする…見栄えだけはいい｢中身のないリーダー｣が称賛される残念な理由）（PRESIDENT Online）。あはは、去年の総裁選前の記事でした。

　財務省のお膳立てで実施した「備蓄米放出」が何の意味もなかったことはもう、みんな忘れてますね。ま、財務省は財務省で、自民党が潰れようが日本人が困窮しようがどうでもええわけで、また東京地検特捜部とツルんで、スゴい手を使うてくる可能性がありますね。油断もスキもあらへんわ。

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