

自民党総裁選、いよいよ盛り上がって来ましたね。何度も書いていますが、全国の党員から圧倒的な支持を得ている高市さんが、第一回目の投票でトップになることはもうバレバレです。ここで過半数を獲れたら、日本はなんとか踏みとどまれますが、もし決選投票になって、自民党のアホバカ国会議員が高市さんを選ばなかった場合は、間違いなく自民党は大没落するでしょう。
今の時点で既に小泉進次郎を応援してる奴らもいて、ネットでは「次は落とそう」と盛り上がっています(笑)。あ、私も今回高市さんが総裁に選ばれなかったら、自民党員は辞めて、参政党を応援することにします。あ、今でも応援はしていますが。
そして今の今は、「高市早苗決起大会」がYouTube配信されています。これは片山さつき議員のXポストの画像です。

これも何度も書いていますが、高市さんを選んだら全てが解決、なんて単純な話ではありませんが、とにかく今の今、「最悪」だけは避けんとあかんのです。まさに今が瀬戸際、ということですね。あと2週間弱、盛り上げて行きましょう。
さて今日は「宮崎正弘の国際情勢解題」第8951号からです。(読者の声1)(茂木弘道)さんの『反日レイシズムの狂気』「ジャパンズ・ホロコースト」の逐語英訳の掲載をずっと続けてくれてはります。今回はその10回目、「第9章 原爆投下が驚異的な死亡者数をふせいだ?」です。
昨年3月に、『ジャパンズホロコースト』というトンデモ本がアメリカで出版されました、と。

第二次世界大戦中に日本軍が大量虐殺をしたとかのウソばかりを書き連ねた、ホンマにトンデモ本です。それに対して、茂木弘道さんが『反日レイシズムの狂気 ジャパンズ・ホロコーストの正体を暴く』を出版して、そのウソを暴いてくれてはります。しかも全て英語でも翻訳、発信してはる、という本ですね。

「ジャパンズ・ホロコースト」では、日本軍は3000万人を虐殺したことにされていて、すべてがそれを前提にこの本が書かれています、と。今回は「原爆投下」についての著者のリッグの考えを取り上げてはります。
「多くの人が原爆投下は必要だったのか、と問うている。25年間この問題を研究してきた私は、この原爆がなければ1945年11月の日本侵攻はおそらく成功し、何百万もの犠牲者を出していただろうと思う。」(『ジャパンズ・ホロコースト』(p.275)
茂木さんは、
「この頃(1945年5月から7月)日本はすでに白旗を掲げていた。トルーマンはそれに気が付かないふりをした。トルーマンはルーズベルトのあの愚かな無条件降伏要求を踏襲する義務はなかった。…日本との講和はたった一つの条件を容認するだけでよかった。それは『帝』の保持であった。…結局我が国は日本のこの要求を認めたが、それは何万もの命が無駄に失われた後のことだった。」(『Freedom Betrayed』p.881)
と書いてはります。『Freedom Betrayed』(裏切られた自由)は、第31代アメリカ大統領、ハーバード・フーバーの書いた本ですね。こんなことはもう、現代史研究家にとってはただの事実ですね。
こんな虚論をもっともらしく述べるリッグの考えの根底には、
『2発の原爆投下により殺された人数は、多くの点に於いて日本が全統治下で行ってきたことと比べると物の数ではない』(『ジャパンズ・ホロコースト』(p.275)
というとんでもない認識というより狂信があるのです。要するに3000万も虐殺しているんだから、30万くらい物の数ではないではないかという恐るべき思い込みです。
ホンマにこのリッグとかいう奴はもう、キチガイですね。まあ逆に考えると、実は原爆投下で30万人死んだのは事実なので、そちらこそがホロコーストやったわけですね。それがバレるのがコワい、と言うだけのアホみたいな話です。
その3000万殺害なるものが、全く根拠のない、レイシズムのメガネで曇らされた認識による虚論であることは、これまでに8章を費やして、証明してきました。特にひどい例としては、国民党政権が戦後市民の死者439万と発表しているのに、リッグは少なくとも2000万人と主張していることです。
国民党は黄河決壊作戦だけでも自国市民100万を殺害しており、これは439万の中に含まれています。
そうしたものをあげていくと多くて100万の市民死者ということになります。しかし、リッグはそんな根拠のある数字は見向きもせず、共産党政権が戦後50年以上たってから突如、軍民死者3500万という虚偽宣伝を基に、こんな20倍もの数字をでっちあげているわけです。
しっかりと事実に基づいて反論し、本まで出してくれてはることに感謝、ですね。でもまあ、元々シナは「白髪三千丈」の国ですからね。でも黙ってたらあかん、ということですね。
高市政権になったら、こういうプロパガンダ合戦にもしっかり対応できるようになってほしいと思いますね。
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コメント
茂木弘道さんは南京大虐殺の嘘などを含め昔から事実を世界の人々にわかってもらえるよう英語での発信に努力をしておられます。3.11で日本中に、世界中に恐怖感が煽られた時もそうでした。老生もほんの少しだけお手伝いしたこともあります。嘘をつくのは簡単ですが、それが嘘だと他人に説明するのは凄まじい努力と時間がかかります。プロパガンダも同様です。
人を騙すのは簡単だ。でもあなたは騙されているのだよとその人を説得することは大変難しいとマークトウェインは言っています。
タッカー・カールソンインタビュー:9.11事件について真実を話しても良い頃だ:カート・ウェルドン元下院議員(その5)
(承前)
4 トランプの現在の最大の挑戦は何か?(30:33)(大統領の指揮を受けずに勝手に振舞う連中)
ウェルドン:トランプが今抱えている問題だ。トランプは今でもリスクに直面していると思う。昨年5月フィラデルフィアのテレビで私はこう述べた。「私の最も大きな懸念は彼らがトランプを亡き者にしようとすることだ」と。1ヶ月後(2ヶ月後)に奴らはトランプを攻撃した。元はと言えばトランプが最初の選挙で勝利した時に遡る。
トランプが(第一回目に)大統領になろうとする時に私はNYでルディ・ジュリアーニ(元NY市長、トランプの弁護士)と面会し2度程個人的に夕食を一緒した。彼に対し私はこう言った。「ディープステートはトランプを潰しにかかるぞ、彼らはトランプに大統領の仕事をさせたくないからどうやって政府が機能しているか理解させないことで彼の土台を崩すだろう」と。大統領就任直前に安全保障担当補佐官に指名されていたフリン将軍を(罠に嵌めて)退けた。フリン将軍なしでは彼は森の中の赤子同然だった。彼らは議会とさまざまなコネクションを使いこの国を脱線させようとした。それがトランプ第一期政権の4年間続いた問題だった。今回の2度目の政権では良いスタートを切ったが彼の周囲にいる連中が、自分たちが何を分かっていないかが分かっていない。
タッカー:2006年に彼らはあなたを放逐しましたよね。あの時のことはよく覚えています。その頃は私はCNNにいました。FBIがたくさんの捜査官を引き連れあなたの娘さんの家を襲撃しました。そしてカート・ウェルドンのスキャンダルの如く扱われました。そして選挙でジョー・セスタック(民主党)に敗れました。
ウェルドン:彼は三つ星将軍から二つ星に降格された将軍だった。彼の妻はクリントン政権の安全保障関係の仕事をしていて、諜報機関との繋がりが今でもある。彼はNSCにもいたことがあり究極のディープステートの一員だ。彼は選挙区が地元ではなく今でも住んではいない。私への刺客として送り込まれた男だ。彼が後に落選してからはヴァージニア州に戻っている。
タッカー:そして彼には全国から膨大な選挙資金が集まりましたよね。
ウェルドン:しかも彼の選挙キャンペーン責任者はサンディ・バーガー(クリントン政権の安全保障担当補佐官、2005年に機密漏洩で有罪弁護士資格剥奪)の会社から送り込まれた女性だった。私はサンディ・バーガーがどんな裏切り者であるかを1時間演説した。
タッカー:巻き戻して、あなたの娘さんがFBIに襲撃された時のことを話していただけますか?何か警告はあったのですか?
ウェルドン:全くなかった。私は選挙に当選する見込みだった。自分はそれまでの選挙では地滑り的な勝利が常であり、選挙前月の2006年10月時点での世論調査でさえ私が6〜8ポイントリードしていた。ところがどういう訳かTVでは日増しにセスタックが挽回しつつあると報じられた矢先、選挙の3週間前の月曜日の朝7時に私の娘の家がFBIの襲撃を受けたと連絡があった。どんな理由なのか皆目見当がつかなかった。
タッカー:あなたの娘さんの家をFBIが襲撃するどんな言い訳があったのですか?何か罪に問われましたか?
ウェルドン:彼らは私の娘とは何も話していないし何の罪にも問われなかった。家から書類を箱に入れて持ち出したがテープを開けないまま何ヶ月後に返却された。
タッカー:あなたが選挙で負けた後ですね?
ウェルドン:そうだ。それだけでなく、選挙の3ヶ月後にワシントンで消防士を応援する夕食会が開かれた。私が始めたもので上院議員、下院議員、ジョージ・ブッシュ大統領父子を含め2000名が参加した。そこで私宛に賛辞の記念品が贈られた。「ウェルドン議員あなたのような人物がアメリカに必要なリーダーです。あなたは国を安全で強い国にするようなリーダーです」と書かれたものだ。私が書いたのではなくCIA長官と大統領を経験したパパブッシュの言葉だ。私の娘の家を彼らが襲撃した後の私への言葉だ。
タッカー:あなたが議員でなくなり軍事委員会の委員長にならないと分かってからのことですね。あなたを議会から追い出すのが目的だったようですね。娘さんに電話をかけてどうしたんだとか聞きましたか?
ウェルドン:彼女は完全に参っていて彼女の以後の人生もめちゃめちゃにされました。私に直接攻撃するわけではなく娘を標的にするなんて卑怯な連中だ。私を追求するのであれば堂々と公に私のところに来ればいい。中には良い人もいるがこんなやり方をするのは卑劣な連中だ。彼らのことを私は分かっている。しかも彼らはそうすることでカネを懐に入れていることも。戦場に若者を送り出し戦争をさせる裏で彼らはネットワークを通じ何百万ドルもカネ得ている。ウクライナでもロシアでもリビアでも世界中での例が私の元にある。
我々がそのことを理解するまでその悪行は止まらない。トランプ政権の連中もそのことを理解する必要がある。彼らは悪賢い奴らだから。
タッカー:そのことはよく観察していましたからよくわかります。選挙の3週間前にFBIがあなたの娘さん宅を襲撃し、悪評を立てた、あなたの選挙区に住んでもいない人物を刺客として差し向けた、しかもその選挙資金は確かカリフォルニアから寄越された。
ウェルドン:その後色々調べたらこんなことがわかった。民主党のセスタック陣営は10月のある週のTVコマーシャル資金50万ドルをカットしているというメモが共和党本部から私の選挙陣営に届けられていたのが9月だった。その週はFBIが私の娘宅を襲撃した10月の週であり、コマーシャルにカネをかける必要がないと判断したのだろう。つまりFBIの動きが事前に民主党に流されていたという訳だ。
タッカー:あなたの娘さんの家をFBIが襲撃したが何の罪にも問われず、しかもFBIの誰一人としてあなたの娘さんとは話もしなかったとは。そういう訳であなたの政治生命は終わった。(続く)