安倍ちゃんが第一次内閣の時に、教育に力を入れたことは何となく知っています。何せ、私は当時はまだ「覚醒」前でしたからね(恥)。せやけどたった1年で潰されてしもうたから、やり残したことはいっぱいあったことでしょう。私が入れて貰うてるメーリングリストには、関西の教育関係の方が多いようで、学校の先生をしてはる人もようさんいはります。
そのMLで最近ちょっと話題になり、私がびっくりしたことがありました。今、日本ではちょうど運動会、体育大会のシーズンですが、ある大阪の公立中学校では、去年までは体育大会のときに、旗のポールの真ん中の日の丸は、常時掲揚なのでそのままで、大会の日には両脇のポールに校旗と生徒会旗を掲げ、何と校歌でこの両脇の2枚の旗を上げていたんやそうです。
どうも批判があったからか、今年は3つの旗を同時にあげることになったけれど、歌うのはやっぱり校歌のままなんやそうです。一言で言うて、非常識極まりない話ですね。それほどに「君が代」が嫌いな校長先生、ということになりますね。ちなみに、あくまでちなみにこの校長先生の校長室の本棚には、解放出版社の本がたくさん置かれているそうです。
校長先生に異議を申し立てたこの先生に対して、いや、このままでええんや!とすごむ体育教師もおったというから、ホンマに今の日本の教育現場は救い難いですね。公教育の場での国旗、国歌については法律も整備され、昨年8月には最高裁でも判例が出ていましたね(「不起立教員」敗訴 国旗国歌の尊重は当然だ)。
私が残念に思うのは、法律をつくり、裁判でもだんだんと方向が変わってきてはいるけれど、その歩みはものごっつい遅い、ということですね。現場の先生方の中には文字通り命を懸けて日本を取り戻そうと頑張ってはる人がおるけれど、まだまだなんやなあ、ということです。日教組の組織率はガタ減り、というのも喜ばしいけど、こんな校長がおる限り、現場での戦いは厳しいままなんやなあということですね。
ウチでは子供がでけへんかったのでようわからんのですが、それでも例えば普通の先生方は教頭、校長に昇格したいやろうし、生徒はたとえば大阪やったら「内申書」で、ガッチリ担任の教師に抑えつけられてることでしょうね。受験では自虐史観の答えを書かへんかったら正解にはならへんし。結局、誰も自分の不利益になるようなことはしたくない、ということなんでしょう。
いや、せやからこそ私らが、こんな校長は非常識!、おかしい!、恥ずかしい!と、声を上げていかなあかんのでしょうね。
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