人に命を懸けさせといて、後は知らん?それは許されへんな。憲法に自衛隊を書き込もう。

 私がそこそこ「優秀」やった(笑)中学生の頃、サヨク教育は全盛で、何かの作文で、たしか「もう自衛隊は災害救助隊にしたらええねんや」みたいなことを書いた記憶があります。教育て、怖いですね。共産党がずっと、「自衛隊は人殺し」と言うてきてたというのは「覚醒」してから知りました。ひどいですね。人間としてどうやねん、みたいな話ですが、やっぱり日本人はずっと、サヨクから攻撃され続けてるんやということですね。

 日本会議が発行する会員誌『日本の息吹』の10月号に、金沢工業大学虎ノ門大学院教授・元海将の伊藤俊幸さんが寄稿されていて、私の疑問が晴れたので書かせてもらいます。あ、私は定年退職後、「日本会議」に入会しました。いろいろと情報は入ってきますし、住所で自動的に割り振られる府県の会からも郵便物は来ますが、決して運動組織ではないですね。会費以外の何の義務もありません。

 むしろユルいくらいな気もします。菅野完さんという、アメリカで性犯罪を冒して今はアメリカに入国でけへんヤバい人(笑)が書いた『日本会議の研究』は、その内容があまりにもひどく、名誉棄損で裁判を起こされて、負けていましたね。おどろおどろしく書いてヤバい組織やと思わせようと菅野氏は考えたんでしょうけど、何のことはない、日本会議の実態は、まことに日本人的な、穏やかな平和的な会です。

 話は戻って、その伊藤俊幸さんの記事では、憲法に自衛隊を書き込むというのがいかに重大なことか、を教えてくれてはります。覚醒した後の私は、日本国憲法のことについては、GHQが1週間かそこらで慌てて作った、コピペのツギハギだらけのインチキ憲法、とか言うて貶しています。

 せやけど結局私ら日本人は、アメリカ(連合国)の占領から「独立」したはずの昭和27年から、すでに67年も経っていながら、このインチキなはずの憲法を、ずっとそのまま持ち続けてるわけですね。そして実質的には軍と変わらへん自衛隊のことは、いまだにどこにも書かれてへんままやと。せやのに今、世界はあちこちで戦争の危機が迫っているんやで、というわけですね。

 伊藤さんは具体的に、自衛隊が実は相当な「抑止力」を持って今現在の日本を守ってくれていることを教えてくれはります。そして、自衛隊を憲法に書き入れる意味はたくさんあるけれど、もし一つだけ言うならばそれは、 <自衛官は国家に「殉職」することを宣誓している唯一の組織だということ> と書いてはります。そうですね。知ってる人は知っていますが、自衛官は「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め」と宣誓して入隊しはるわけですよね。にも拘らず、<自衛官は自分の給料から生命保険代を支払っています。諸外国の軍隊にある恩給制度もありません>。

 そうか。人に命をかけて仕事をせえ、と言うておきながら、実際に死んでしもたら後は知らんで、みたいな、とんでもなく無責任な話やな。そういえば、最近本にまでなりましたが、「自衛隊員は基地のトイレットペーパーを自腹で買う」というのは有名な話ですね。日本人として恥ずかしいこんな状況を、とにかく変えなあかんということで、「自衛隊」を憲法に書き込むことで変わることがいっぱいあるんや、ということなんやそうです。

 私は、憲法に自衛隊を書き込むだけでは大して何も変わらへんのとちゃうか?と以前は思てましたが最近は、いやいや、きっと深い訳があるんやろなあ、と思てたので、今回のこの記事は「あ、やっぱり」と腑に落ちました。そういえば第一次安倍政権で、防衛庁が省に昇格したことも、実はものすごいことやったんですね。今、当たり前に河野大臣が諸外国の防衛大臣と会っていますが、庁の長官では全然でけへんかったことも、実はいっぱいあったんや、ということでしょう。

 まだまだもどかしいことはいっぱいありますが、以前に安倍ちゃんはよく「匍匐前進」という言葉を使うてはりましたね。それは今も当てはまるんやと思います。何事も一気に変えられるものではないんや、と。私はイラチやから、ついすぐに怒ってしまうけど、一歩一歩、進んで行かなあかんねんな。よう勉強になった記事でした。憲法改正で変えられることはまだまだいっぱいありそうです。まずは憲法改正。勉強せなあかんな。

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ナニワの激オコおばちゃん

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