弁護士が素人の一般人を訴えてお金儲けをするんか?それこそ懲戒してもらわなあかんやろ。

 懲戒請求裁判のことと、余命ブログのことについて書くと、コメント欄にいつも来てくれはる人たちがいます。それぞれにお返事ができてへんので申し訳ないですが、ちゃんと読んでますよ。そして、みんなそれぞれ一生懸命なんやけど、立場が違うと議論は成り立たへんことがようわかります。それでも一応、今のところは日本では、まだ言いたいことが言える環境にはあると思います。

 とは言え大阪や川崎で進められてる「ヘイト条例」がこれからどういう風に進んで行くんかにもよりますけどね。それで、前に「余命さんの裁判闘争、最初の最高裁判決。まだまだこれからやで。日本人が本気で怒り始める?」で、徳永信一弁護士の動画のことに触れました。そこで予告されていた動画の「4回目」がその後すぐ(11/10)にアップされていて、今日やっと観れたので、それを書くことにします。

 日弁連及び各地の弁護士会が、朝鮮学校への補助金支給を要求する声明をしょっちゅう出しているのはおかしい、という理由で、「余命三年時事日記」というブログが、読者に対して弁護士への懲戒請求を呼び掛けたところ、ものごっつい数の懲戒請求が各地の弁護士会に届いた、ということが起こったわけですね。

 結果的にはこの請求によって懲戒された弁護士は一人もいませんが、懲戒請求を受けた一部の弁護士が怒り狂って、懲戒請求をした人に対してまずは和解を呼びかけて、それに応じない場合は訴えるぞ、と言うて、実際に訴えて、ついに先日最高裁が上告を棄却して、一部の判決が決定し、懲戒請求者が賠償金を支払わなあかんことが決定した、というのが今、なわけです。

 徳永信一弁護士は、そもそも弁護士が素人を相手に訴えを起こす、ということについては明確に批判してはります。せやけど弁護士相手に素人が戦うのは至難の業なので、そこは弁護士に任せなさい、という立場ですね。それは別に間違いやないと思いますし、勝手にやりはったらええと思いますし、それで助かる人もいてはるかも知れません。

 一方で余命さんの方では、そのことは余計なことのようです。余命さんの目的は賠償金の金額を減らすことやないからですね。日本の司法がいかに汚染されているかを白日の下にさらして、実際にそれを変えてやる、ということでしょうか。もう戦いですから、ケガもするやろうし、いろんな妨害があるのも当然で、私は余命さんの戦うてはることについては、どうこう言うつもりは全くありません。

 むしろ、絶望的やった日弁連、弁護士会をここまで追い詰めてくれてはって、スゴいな、と思います。そして前に「心ある弁護士さん、立ち上がらんかいな。日弁連は反日組織に乗っ取られてるんやで。恥ずかし。」で書きましたけど、『日弁連という病』ケント・ギルバート/北村晴男(扶桑社)とか、『米国人弁護士だから見抜けた 日弁連の正体』(ケント・ギルバート)という本まで出て来たことで、相当、状況は変わっていくんやないかと思てます。

 こんなん、おかしいやろ!と素朴に思う人がそれぞれに、自分のやり方で何とかしたい、と思うて動くことは、何にも非難される事やないと思いますね。そして、えらい前置きが長くなりましたが、徳永さんの動画に戻って、この懲戒請求者を訴えた弁護士が、何であかんのか、がようわかる話でしたので、少し文字起こししました。

 動画のタイトルは「【弁護士大量懲戒請求を語る/4】共謀による脅迫」です。 最初の方では「共同不法行為」について説明してくれてはりますが、省略します。

 真ん中らへん、15分40秒あたりからです。 徳永さんは、「余命さんが言ってたことは正しいんだっていうふうに思うようになりました。」と言うてはります。そして、懲戒請求者を訴えている島﨑量弁護士、佐々木亮弁護士と、それをある意味煽っている渡辺輝人弁護士の3人のツイートのやり取りを時系列で見ていきます。

 まず最初は島﨑量弁護士です。

 島﨑量「何で懲戒請求されてるのか、ほんと謎です。酷い話だ。」

 佐々木亮「ネット右翼の諸君は相変わらずだなぁ。無邪気に私に懲戒請求してるのも900人くらいいるけど、落とし前はつけてもらうからね。」「とりあえずランダムに訴えてみようかな。懲戒理由が全く私に無関係なので、業務妨害以外の何ものでもないので、論点すらないよな。」

 渡辺輝人「一人当たり五万円でも4500万円行けますね。全額自分の報酬?なので、割とやる価値あるかも?」

 島﨑量「良いですね。労働弁護士は、こんなお仕事が大好きな戦闘的な皆さまが多数。とりあえず何人か血祭りにあげてみましょう。」

 まあ誰が見ても異様なやり取りですが、徳永さんも憤慨してはります。

 徳永さんに言わせると、この弁護士たちの言葉は「ヤクザと一緒ですよね」「まぁ賞金稼ぎの世界っていうのかな、そういう謀議をしてる訳ですよ」「それが9月9日の謀議」「黒澤明の7人の侍に出てくる山賊どもの謀議みたいな話」と続きます。

 そして、そういうやり取りを、「公開された、全国民に開かれたSNS上でやってる」ことを強く批判してはります。こういツイートを見られたのは「不注意だからじゃ無い、見てるだろうなっていう事を意識した上でわざとやっているわけです」と。

 次に佐々木亮弁護士です。

 佐々木亮「なべてる先生から、いろいろ示唆をいただきました。とりあえず、震えて待て! #不当懲戒請求」

 徳永さんはこれはアウト、と言うてはります。これは立派な害悪(=脅迫)の告知、というわけです。そして、「それを、裁判を日々扱っている専門家の弁護士が言う」、しかもこの「佐々木の裁判についてみんなで言い合って」、「裁判をちらつかせて、今なら一人5万、裁判が始まったら10万で、最後まで行ったら30万円、とわざわざ記者会見まで開いて言っている」、「これは明らかに『共謀による脅迫』」やというわけですね。

 そして、「そのことは弁護士の品位を失わせる非行、として、これらの弁護士たちを「懲戒請求するのは全然おかしくない」、「不当訴訟、訴訟詐欺」とも言える、とまで言うてはります。

 3人目の北周士弁護士について

 北周士「保守派といいますかささき先生とは政治的意見を全く異にする弁護士ですが、今回のささき先生に対する根拠のない懲戒請求は本当にひどいというか頭おかしいと思いますし、ささき先生に生じている損害の賠償は当然に認められるべきだと考えています。」

 このツイートについて、批判してはります。

 以前、日経新聞の記者が読者からのクレームに対し、電話でのやり取りの中で「あなた頭おかしい」と言うたことでその読者から訴えられ、東京地裁、高裁も1万1千円の損害賠償を認めたんやそうです。このツイートの1年ちょっと前という、最近の話です。

 徳永さんは「弁護士として他人の事、一般国民の事を指して頭おかしいというふうに公開のSNSで表現するのはマズいというふうに、思って然るべき」「犯罪ではないかもしれないけれども弁護士としての品位を失わしめる非行だというふうに考える人が国民の中にかなりいるということに気付かなければ」いけない、と。

 そして北周士弁護士は、「周りに煽られていて自分がピエロになっていることにどうもお気付きになっていないよう」だと言うてはります。そしてこの裁判は、原告つまり弁護士側の敗訴に終わるだろうと確信している、とまで言うてはります。

 そして最後に余命さんのことに触れます。今、このように、本来負けるはずがないのに負け続けている、それは弁護士をつけてへんからや、という話ですね。

 「日本の裁判は当事者主義」、「イメージとしてはサッカーの審判、ラグビーのレフェリー」のようなもんやそうです。「民事裁判の弁論主義」というのがあって、「裁判官は、お互いが、当事者が言った事以外の事を判決で認定してはいけません」、「当事者が出している証拠以外のもので真実を認定してはいけません」、「不利な事を言ったらそれはもう認めたことになります」、「事実上きちっと争わないでそれを認めたように見られてしまったらそれを認めたということで、それを真実として判断しなきゃいけないということ」。なんやそうです。

 めんどくさそうやなあ。

 「裁判官の出来る事が、かなり制約されてる」「そこで裁判官がどうかっていう事を理由にして一審、二審という事実審をきちっと戦わなければ、本来勝つはずだったにしても負ける裁判が続いてるっていうのは当たり前の事だ」「弁護士を付けないで弁護士相手に裁判を戦うっていう事は非常に危険の多い事」というわけです。

 私は余命さんの側が弁護士を付けてるかどうかは知りませんし、それは部外者がどうこう言う話でもないと思います。この徳永さんの動画では、いずれにしても素人を脅迫して訴えた弁護士は、やっぱりこの後、「非行」弁護士として裁きを受けることになると、かなり強い断定の言葉で言うてはりました。

 この後に注目ですが、いずれにしても、素人を弁護士が訴える、なんて、変ですね。そして弁護士会も、日弁連も。いろんなことが今、動いているようです。フジ住宅の裁判も、中途半端な妥協、つまり和解なんか絶対にしたらあかんと思います。めんどくさいけど、最高裁まで行くんやろうな、と思います。日本人、攻撃されてるんやで、ということですね。 #フジ住宅 #言いがかり裁判

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ナニワの激オコおばちゃん

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