個人の10万、100万もまだまだ最初の一歩。100兆200兆、なんぼでも出して国民を守ってや。

 国会議員の歳費を2割削減する法案が通りました。そういえば東日本大震災の時も削減したんやそうですね(国会議員歳費、2割減の法案が成立 コロナ感染拡大受け)。一応、「国会も国民と気持ちを一緒にするのが大事」ということなんやそうです。実は私はこの話、めっちゃイヤーな感じがします。前に「10万円、みんなで貰うてみんなで使おう。お金は回してこそ活きて来る。辞退してる場合やないで。」で書きましたが、根は同じような話のように思います。

 自分がこれだけ苦労してるんやから、その苦しみをあんたらも同じように味わえ、みたいな気持ち悪さですね。とは言え、前例もあることやし、苦労はまだまだ続きそうやし、たしかに国会議員は外出自粛でもそんなに経済的に困ったりはせえへんやろうから、さっさと今のうちに辞退しといた方がうるさくならへんで、とでも思てるんかも知れませんね。気分的なガス抜きをしておく、という意味だけは認めることにしましょうか。

 せやけど私ら日本人は、ここでダマされたらあきませんね。ホンマのことをちゃんと知っとかなあかんのです。今回の武漢ウイルス禍は確かに災害やし、感染はできるだけ避けんとあきませんが、経済が止まることによって受ける被害の方は、ほとんどがお金で解決できるわけですね。そしてそれは、今の日本の国力で、ほとんどなんぼでも解決できるということです。

 そのほんのささやかな第一歩が、明後日?に決まる「一律10万」の話ですね。財源は国債を発行する、つまりは政府がお金を刷る、ということになるわけですね。今回、経済のことがようわからん人からしたら、こんなん出してくれて大丈夫なんか?と感じる人がほとんどかも知れませんね。私も、国から直接「お金を貰う」のは、生まれて初めてです。

 相手に対して特に何をしたわけでもないのに、いきなりお金を貰うてええんか?という感覚ですね。せやけどテレビ、新聞ではなくて、ネットで情報を取り、国のお金のことやら経済のことを、ちょっとだけでも自分の頭で考える人にとっては、国民にお金を配ることには何の問題もないんや、という話がものごっつい勢いで広まっているように思います。

 今日(4/28)は岸田くんが、休業で苦境に陥っている中小零細企業の家賃の面倒を見ろ、と言うて、安倍ちゃんは前向きに検討と答弁したとのことです。いやいや、もう家賃やら10万、30万どころの話やないんですけどね。ANAはもうすぐ潰れるかも知れん、とも言われていますし。大企業はすぐに報道もされるので、そう簡単に潰すわけにもいかんから、いずれそれなりに救済されることでしょう。今、ホンマにすぐ何とかせなあかんのは、たとえば今、休業するしかないほとんどの飲食店やったり、タクシーやったり商店街のお店やったり、、、、もう数え切れませんね。

 それでもほとんどの日本人は、これは災害やから我慢するしかない、と思てしまうんですね。違うんや、国が全部助けられるんや、もっと声を上げろ、と自民党の若手議員らによる議員連盟「日本の未来を考える勉強会」を率いる安藤裕議員が言うてはります<【緊急鼎談第2弾】安倍政権コロナ対応で犯した3つの罪〜10万円給付の落とし穴|三橋貴明×藤井聡(京都大学大学院教授)×安藤裕(自民党衆議院議員)>。自分の地元の国会議員に、これだけ苦労してる、助けてくれ、と遠慮なく言え、ということやそうです。

 三橋貴明さんは私が「覚醒」し始めた頃にそのブログを知り、本もいろいろ買うて勉強もさせてもらいました。ただ、少し前に山本太郎氏と動画で共演したりで、最近はちょっと変ですが、財務省の「国の借金1000兆円」のウソを、ネットではほとんど駆逐してくれはったのは、三橋さんの大きな功績やと思います。

 そして「若手」と言うてももう55才の安藤裕議員のことは前に「何も問題あらへんで「赤字国債」。財務官僚が敗北感に打ちひしがれてる?それ、間違いやし。」で書きましたが、わずか数週間で事態はもっと進んで昨日、「日銀が追加緩和、国債購入上限を撤廃」のニュースが流れてきました。想定通り、アホなマスゴミ、財務省のポチは「ハイパーインフレ」やら「打ち出のこづち」やら「禁じ手」やら「財政規律」やら、いろいろと言い出していますね。

 ざっくりと減ってしもた穴を埋めるだけの話、誰も困らへん、何も問題あらへんのやということが、いずれみんなにわかって来てほしいですね。繰り返しますが、10万円はさっさと貰うて、すぐに全部使いなさい、という話ですね。上の鼎談でも言うてはりますが、私が10万使うたらそれは相手の所得になり、その人がまたそれを使うたらまたその先の人の所得になり、して、これがずっと続いていくことで、全体として所得が膨らんで行く、という、めっちゃ簡単な話なんですね。

 「乗数効果」と言うそうです。ついでに言うたらそれで助かってお店が儲かり始めたら、ちゃんと税金も払えるようになる、つまりは税収も増えるわけや。逆に今、お店が潰れてなくなってしもたら、税収は無くなるんやで、ということですね。それまでは消費税もやめたらええねん。

 そして「打ち出のこづち」は実はホンマの話で、ちょっとカンのええ人はもう、これに気い付いてるんですね。それでも日本人はほどほどに、ということができる世界唯一の国民やから、CHINAみたいにアホみたいに際限のない財政出動はせえへんわけですね。武漢ウイルス禍のおかげで、やっと日本の経済はまともになっていくんやろか。

 とりあえず、真水を100兆、200兆、しっかり用意して、日本中のお店を助けてもらいましょう。私ら日本人、どんどん賢うなって、国を豊かにして行きたいですね。

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ナニワの激オコおばちゃん

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