私がご縁を頂いて応援するようになったフジ住宅裁判の判決が、いよいよ来週、7月2日(木)に出されることになっています。フジ住宅のブログにもお知らせが出ています。武漢コロナのせいで、傍聴券の抽選はせず、限られた人たちだけに傍聴を許可することになるようです。
初めて読む人のために、簡単にこの裁判のことを書いておきます。 大阪府岸和田市にあるフジ住宅という、家を作って売ってはる一部上場企業があります。この会社の創業者である今井会長が、ずいぶん前から社員教育用にと、いろんな本やら資料を無償で配ってはりました。そしたらその本や資料の中に、韓国を批判するような文章があったということで、在日韓国人のパート社員であるA子さんが、精神的苦痛を受けたとして、会社と会長さんを「職場環境配慮義務違反」で訴えて、3300万円を要求している裁判です。
※ちなみに私はこれまで何回か、このフジ住宅裁判のことについて書いてきました。このサイトの右下の「カテゴリー」の「フジ住宅」のところにまとめてあります。
この裁判は2015年9月に始まったので、もう5年も経つんですね。この裁判の原告のA子さんは今もまだフジ住宅に、何の問題もなく、何の不都合もなく、誰からも何の嫌がらせもされずに、きちんとフジ住宅から給料も貰うて、通うてはります。
あ、そうそう、このフジ住宅さん、サイトを見て貰うたらわかりますが、何と今回の武漢コロナが始まるはるか以前から、今回、日本中で話題になって実施されている「テレワーク」を推進してはったんですね。そのことで「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」を受けてはります。先見の明のある、ええ会社やんか。
私は去年の10月31日、この5年の裁判の中で唯一、今井会長が出廷して証言しはった裁判を傍聴することができました。そのことは、「フジ住宅裁判。社員教育用に配った本の中にヘイト?よう見つけてくるな、そんな言いがかり。」と、「ヘイト、ヘイトて、あんたらがヘイトしてるやんか。「言いがかり裁判」許さへんで!フジ住宅。」他に書きました。
もちろん、その時の裁判には原告のA子さんも出廷して、証言してはりました。そして何と原告側の弁護士は13人もいました。被告の今井会長側は3人です。パート社員のA子さんが一人で起こせる裁判ではなく、ちゃんと支援する団体が付いていることは明らかです。
私ら一般の人間にとって、裁判なんてまず縁はありませんし、できれば関わりたくないもんですよね。私もこの件で、人生で初めて裁判所に入りましたわ。せやけどそのおかげで(笑)ちょっと勉強もさせてもらいました。この裁判は民事裁判なんですね。民事裁判とは、民間人同士の「法律」トラブルを解決するための裁判、ということですね。
せやから、「あいつが気に食わへんから罰金を取って欲しい」なんて言うても、ちゃんと「法律」に基づいて訴えへんかったら、そんなもん認められるわけがありませんね。で、このフジ住宅裁判で、A子さん側が訴えているのが、「職場環境配慮義務」に対する違反、ということですね。労働関係の法律が根拠のようです。
ほほう、そういうことか。ぜひ、興味のある方はググってみてください。たしかに最近は、「セクハラ」、「パワハラ」は有名になりましたし、「マタハラ(マタニティハラスメント)」とか「アカハラ(アカデミックハラスメント)」とかも出て来ていますね。
そしてA子さんを支援する団体は当初から「ヘイトハラスメント」という、けったいな言葉を作り出して、これで訴えようとしてはったようです。ははあなるほど。在日韓国人であるA子さんが、会社の中で、「ヘイト」に苦しんでいるのを放置している、というわけですね。
ところが、10月31日の裁判では原告、被告双方に弁護士から尋問があり、いろんなことを、A子さんにも今井会長にも聞いて行くわけですが、このA子さん、会社の中でヘイトスピーチをされたことはない、とハッキリ証言してはります。私も聞きました。
せやから実は、この支援団体の弁護士側が当初目論んでた「ヘイト」で訴えるのはでけへんわけですね。そこで論点を変えて、社員教育用にと時々配布される本や資料の中の文章に「ヘイト」があって、それで傷付けられた、ということに変えて来たんとちゃうか、と思いました。
証拠として出された「ヘイト」って、今井さん自身が言うたり書いたりしはったことではありません。配った本の中の一節やったり、社内文書の中で他の人が書いた書類の中に、韓国を非難する内容が書かれていただけの話です。
さらに、配られる本や資料を読む読まないは本人の自由やし、配布はいつでも断ることができたし、実際、ある時期からA子さんが断ったので、配布は止められていました。裁判ではそのことを知っていたことは、A子さんも証言してはりました。おいおい、それで一体、どんな「職場環境配慮義務違反」があったと言うんや?
この裁判が始まってからもA子さんはずっとフジ住宅に勤め続けてはりますし、上に書いたように、このことで他の社員から何か言われたこともないことも証言してはります。そして会社側は去年の10月31日までは、できるだけ社員どうし、気まずくならへんようにと、裁判の傍聴を一切禁止してはったんです。
いやいや、自分とこの社員から裁判に訴えられたら、会社はそれだけでもイメージが下がって、えらいこっちゃんか。実際、裁判が始まってから、商談が中止になったケースもあったと、今井会長とは別に、元社員の人も証言してはりました。
会社が損害を蒙っていても、社内が気まずくならんように気い遣うて静かに裁判してあげるやなんて、これ、「職場環境配慮し過ぎ」やんか。いやあ、さすがに政府から表彰されるだけの、一部上場の一流企業だけのことはあるなあ。
フジ住宅の社員の皆さんは上品で、おとなしいんやろなあ。私やったら「こんな裁判起こしたんはどこのどいつや!私が調べて吊るし上げたるわ!」と言うてしまいそうです。とは言え、さすがに傍聴を解禁した後の10月31日には何と、社員の方々が約600人ぐらい、傍聴券獲得に協力して並んではりました。そらそうやな。憤懣やる方ない、という気持ちでしょうね。
私はどう考えても、自分が給料を貰うてる会社を訴えて、しかもずっとその会社に居続ける神経が理解できません。嫌やねんやったら、会社を辞めたらええやんか。普通はそう考えますよ。この会社、自分には合わへんな、と。
それにハッキリ言うて、こんな「言いがかり」で会社を訴えるなんて、ただの迷惑やで。来週の判決はどうなるんやろか。配った本や資料の中に「ヘイト」があったからと言うて、3300万円払え?ほんまにコワい話ですね。これが「言いがかり」でなくて何やねん。
裁判長さん、裁判の時の証言は、私も全部しっかり聞きましたけど、「職場環境配慮義務違反」は無理でしょう。逆にフジ住宅は「職場環境配慮し過ぎ」なんやで。
そう言えば裁判のかなり早い段階で、裁判長は「和解」を勧めて来はったようです。いやいや、「言いがかり」になんで和解せなあかんねん、そっちが取り下げたらええだけやんか、という話ですね。ところがちょっとコワい話があります。
訴える側がうまいこと、お仲間の裁判長に当たるように、訴える時期やら形式?を工夫するんやそうです。そしてお目当ての裁判長に当たったら、事前に話をつけて落としどころを作っておく、と。あ、この話は私の妄想ですよ。そういう話があちら側の人たちにはようけあるらしい、という話です。
私の妄想ですよ、すみませんね、中垣内裁判長。いやあ、あの10月31日の日、ブルーリボンバッジを外さへんかったら裁判は開かへんぞと今井さんに迫ったので、今井さんはやむなくブルーリボンバッジを外しはったそうですね。その迫真のやり取りはフジ住宅のブログでも公開されていますね。大丈夫ですか?裁判長。
えらい長うなってしもたわ。私が心配してるのは、裁判長がちょっとあちら寄りで、実は原告側と話ができていて、3300万円は無理にしても、減額してでも賠償を支払えと言う判決を出すことです。いやいや、たとえ1円でも認められませんね。この日本の中で、会社で本も配られへんようになるやなんて、有り得へんわ。
こんなインチキな「言いがかり裁判」を知ってしもた私ら日本人は、もう黙ってるわけにはいかんのですわ。社員のため、家族のため、取引先のため、地域のため、そしてひいては日本のために会社を経営してはる今井会長を、私はこれからも応援します。絶対負けへんで!
【文中リンク先URL】
https://www.fuji-jutaku.co.jp/blog/?year=2020#article79
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-770.html
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-778.html
https://www.fuji-jutaku.co.jp/blog/?year=2019#article70
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