国家的規模のチンピラヤクザ、中国共産党。習近平君は毛沢東の林彪追い落としを再現するんか?


 いつも読者の皆さまには拙ブログにお越しいただき、有難うございます。え?何で急にって?いやいや、コメント欄も読んでくださいね、と言いたかったんです。そちらの方がはるかにレベルが高いので、大いに参考になります。有難うございます。昨日のロシア、ウクライナの話も深いですね。

 そしたら今日(1/22)、石平さんが「石平の中国週刊ニュース解説・1月22日号」をアップしてはりました。これも深くて面白いですね。実は私は、学生時代は「中国」のことが好きやったんです。第二外国語を中国語にしたまでは良かったんですが、授業に付いて行けず、すぐに挫折しました。

 自分で言うのも何ですが、先見の明だけはあったんですよ。もし当時きちんと「中国」語を習得していれば今頃、大金持ちになってたかも、、、なんて。「中国」のことをその後、もっと好きになろうが嫌いになろうが、今も「中国」語の需要は、ものごっついありますからね。

 話それたわ。石平さんの話に戻りますと、いよいよ中国共産党内での権力闘争が熾烈になって来た、という話です。2019年時点では、習近平くんは党内で圧倒的に勝利したと言うてたはずやのに、つい最近の「第19期中央規律検査委員会第6回総会」では、「腐敗との闘争はまだまだ終わらへん」と言うてたそうです(「反腐敗闘争終わらず」 習氏、党大会へ引き締め―中国)。

 あの国では賄賂が文化やから、腐敗と言うのは勝った側が負けた側に言うてる話で、やってることはどちらも同じですね。もっと言えば、中国共産党の体制は、国家が国民からみかじめ料を搾り取るシステムですね。賄賂はその配分、みたいなもんでしょうか。

 で、上の記事は「北京時事」で、私ら日本人も普通に読めますが、石平さんの面白いのは、当然現地の新聞にも目を通してはることですね。そもそも「中国」は数千年の昔から、文字の国やったと私は思います。たとえやってることはヤクザにしても、それを言葉で言い繕うことがめっちゃ大事なわけですね。せやからこそ科挙がずっと続いて官僚組織が残ってたわけですね。

 そして石平さんの動画で、今回の注目の一つ目は、1月7日の「光明日報」の論評です。「党の団結・統一は党の命である」と題して、「習近平を核心とする党中央の元で団結せよ」と訴えたんやそうです。さらに突然、「要団結、不要分裂(団結せえ、分裂はいらん)」の語を出して来たというわけです。

 何とこの語は、毛沢東が林彪(りんぴょう)を追い落とすときに使い始めた語なんやそうです。あ、ちなみに林彪とは一時、毛沢東の下でナンバー2までのし上がり、正式に毛沢東の後継者になった人です。ある頃から毛と折り合いが悪くなり、どうもクーデターに失敗して、逃げる途中で飛行機事故で死んだことになっています。

 この当時、林彪のクーデターを牽制するために毛が使った語がこの「要団結、不要分裂」で、以後、林彪の死後も激烈に続けられた林彪批判では、ずっと使われて来た語なんやそうです。石平さんも子供の頃には耳にタコができるほど聞いた、と。鄧小平時代以降では、死語になってたそうです。

 石平さんのもう一つの注目の記事は、1月21日の中国共産党中央党校の機関紙「学習時報」やと。「小さなグループが大きなルールを破壊する」と書いて、党内で様々な政治的グループが暗躍し、党の団結を破壊し、党中央の統一指導を妨げている、と厳しく批判した、と。そして前後の文脈とはほぼ無関係に「野心家と陰謀家が党と国家の権力を盗み取る」ことを防がなければならない、と書かれていたんやそうです。

 そして何と「党と国家の権力を盗み取る野心家と陰謀家」は、林彪を批判する時の慣用語やたっというわけです。ひえーーー。やっぱり「中国」は文字の国ですね。習近平くんは、お前ら、林彪みたいになりたいんか?と言うてるようですね。そう言えば習近平くんは、現代の毛沢東になって、さらにそれを超えたいと思ってるわけですからね。

 現代の林彪の一人は、もしかしたら李克強さんかも知れません。いずれにしても、激烈な党内権力闘争がもう始まっていることは疑いないようですね。もう一度しっかり認識しましょう。「中国」とは、国家的規模でチンピラヤクザがうろついてるだけの国です。

 理想や理念なんかあらへん、どっちがトクか損か、食うか食われるか、ダマした方が勝ち、先に言うた方が勝ち、みたいな、どうしようもない国ですね。到底、お坊ちゃまの岸田くんや茂木くんなんかでは太刀打ちでけへん相手やで。もう岸田政権には、心配しかありませんね。

【文中リンク先URL】
https://www.youtube.com/watch?v=QYpdiwdsZGc
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011801021&g=int


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ナニワの激オコおばちゃん

コメント

  1. ナポレオン・ソロ より:

    ソロです。
    >>習近平は毛沢東二世を目指している?
    否々、私の現状認識はおばちゃんとはちょっと違うので一部異論がありますね、19年の11月の香港騒動にケリをつけたのは、当時並行して進めていたトランプ・習近平の首脳会議だったのを覚えてはりますか?

    で、何の話をしていたかと言うと、米国の関税攻撃で外貨準備高が払底してロシアにオイルダラーで金塊を買って貰っていた頃です。 デモ、この頃の米支関係は、対立はあっても前向きに話し合える関係やった。

    処が年が明けるといきなり、1100万人都市の武漢市のロック・ダウンで、以後は、米支会談は21年3月のアラスカ会談迄開かれていませんね。 この間に何シナで何が起こったか?

    7月に兆区流域に降った大雨で三峡ダが決壊の危機が発生して、水を放流して下流域の水田地帯が全て水没したので20年のコメの生産量は飢餓が発生するレベルだった筈、おまけに2兆匹のとびバッタが遠路北アフリカから雲南省に侵入して穀物を食い荒らした。

    是では他国からの大量の穀物輸入が必要ですが、あの当時武漢肺炎禍鵜を仕組んだのは共産シナやと、自らばれる様な卑劣な真似をしていますね、だけどトランプ氏は習近平を名指しで批判していませんよね、

    何故でしょうか? トランプさんの強みは国防総省、すなわち米軍を味方にしているので、人工衛星も使えるDIAを情報源に出来るのです。 後で起こる事ですが、2月に米国でDIAに駆け込み亡命する保安部の副部長のドン氏が共産党内で起こっている事をDIAを通してトランプ氏にながしていたらどうでしゅか?

    そして、その時に執政権を握った江沢民一派が暮れの大統領選挙で大掛かりな不正な選挙工作を準備中である事も伝えていたから、トランプ氏は敢えて習近平の身を案じて連絡をとっていなかったのでしょう。

    つまり、19年11月の党内抗争に敗れたのは、習側で、その時腹心の王岐山が処刑されているし、李克強首相は監禁状態下手をしたら処刑の線もあったが、どぅやら、未だ生きていそうだ。

    こういう状態なのに、何故トップの習近平が生kているのか? それは、最終責任を取らせる為ですね、つまり江一派は既に共産シナを見限っていて、金の生る木としか思っていないのです。

    それが証拠に江一派は既にシナにはいない、彼らが持ち出したシナの資金は1~1.5兆US$「=113兆~170兆円」といわれていますね。

  2. ナポレオン・ソロ より:

    ソロです。 (承前)

    で、江一派がなぜシナを見捨てたのかといえば、自分たち上海閥の資金源だった、香港を不可逆な形で潰されたからです、だから、直後に米国でファウチ博士のリードで進めていた殺人ウィルス開発で人体実験に成功したから共産シナを葬る事実を創り出そうとしたのでしょう。

    チベット・ウィグルの臓器抜き取り売買事業は、江沢民が現役の時に法輪功信者を逮捕拘束して始めたものである事は有名な事なので蓋然性から考えれば、彼の仕業である可能性が高いし、香港だって人身売買や薬物取引、殺人犯の隠れ場所、マネーロンダリングのメッカ・・等々魔の都市の側面がある事も常識でしょう?

    なのに、マスコミが「報道の自由がー」とか「香港の民主が死んだ」とか言い出すと、そっちに走って、自分自身で現実を態々混乱させている、ブロガーが殆どで、がっかりしましたね。 結局、マスコミに振り回されているじゃないか、ネット言論も底が浅いなぁとね。

    一時このブログにも投稿していた日本国民さんの視点こそ、どんな評論家や議員よりも正鵠を得ていたと私は評価したいですね。

    まぁ共産シナ自体は、2月末頃には無くなりますが、7億トンもかいこんだ食料が功を奏して熱戦は最小限で終わるでしょう、何故なら14.4億人の無政府状態は、武力を持った勢力による群雄割拠状態や周辺諸国への大量難民の逃散で大混乱~虐殺も起こり易くなり戦争がはじまる。

    すると、戦争による景気活性化なんて起こらず只管不幸の連載が続くだけで、人類は第三次sw解体戦の恐怖に怯えながら暮らす羽目になりかねない。

    だから、日米欧豪印こそ団結を固める時期なのですが、岸田政権は世界から既に×を食らっていますからね、予算成立時に退陣でしょうね。