プーチンのやり方をじっと見てる習近平。わかってるか?ド阿呆、林芳正外務大臣。岸田くんもな。

 奉祝 天長節

 プーチンがついにやってしまいましたね。ウクライナ東部の2州の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を国家として承認する、と。すでに両「国」の国民には、じゃんじゃんロシア国籍を与えて来ていたので、次には「自国民保護」の名目で、いつでもロシア軍を「平和維持部隊」として、この両「国」に派遣できることになる、と。

 いつもながら見事な段取りですね。もちろん想定はされていたので、アメリカをはじめ、一斉に制裁措置を発表していますが、甘いですね。ロシアがホンマに困るのは、国際送金回線の「SWIFT」からの遮断、ですね。これは米国が支配する国際通貨、ドルの送金網なので、遮断されるとロシアも北朝鮮やイランのように、ドルでの貿易の決済ができなくなる、と。

 プーチンもそれを想定していて、早くから金(ゴールド)は買いまくっていたし、北京オリンピックではちゃんと習近平の顔を立てて開会式に参加し、会談もして、ロシアのエネルギー資源を「中国」に人民元で買うて貰うことを約束させた、と。

 ただ、この「SWIFT」からの遮断は、アメリカ側も返り血を浴びるような劇薬みたいです。世界経済がガタガタになるはずやから、そんな決断がバイデンにできるとは思えませんね。実際、即日発表された各国の「制裁措置」は、大して打撃にはならへんみたいですね。

 いずれ時間をかけてプーチンは、この2「国」を併合して行くんやろう、というわけです。2014年にクリミアを盗ったときとおんなじですね。もしもトランプさんが大統領を続けていたら、こんなアホなことにはならへんかったと思われます。

 あ、何と今日(2/23)の産経新聞では前ワシントン支局長で、今は副編集長に昇格?した黒瀬悦成くんが、トンチンカンな記事を書いていました(ウクライナ情勢を悪化させた米対外政策の「病理」)。

ロシアに厳しい姿勢を打ち出すバイデン氏を議会が後押しできていないことは、プーチン氏を実質的に手助けしていることに他ならない。

 と書いて、トランプさんの名前も出して、主に共和党を含めた議会を批判してる、と。ちゃうちゃう、バイデンがウクライナにもロシアにも弱味を握られてることが、そもそもの原因なんや。こんなんが副編集長の産経新聞、ヤバいんとちゃうか?

 そんなクズ記事はほっといて、私ら日本国民は、自分の心配をせなあかんのや。そういえば自民党の国防部会?で、外務省の官僚が、「ウクライナは日本からは遠いので」とホンマに言うたそうで、青山繁晴さんが動画で大憤慨してはりました。

 日本の外務省のこの外交音痴はもう、救い難いですね。そして一方、ここにまで至るロシアの動きと世界の反応を今、習近平はじっと見てるわけですね。クリミアも、ドネツクも、ルガンスクも、じわじわと掠め取っていくプーチンの、天才的なやり方をじっくり研究していることでしょう。

 このことは今日(2/23)の「張陽チャンネル」で、張陽さんも言うてはりました(【第316回】プーチンの大胆な行動!!)。習近平は毛沢東を超えたいと思てる、と。そのためには何か大きな実績が必要で、それが「台湾回収」やというわけです。

 今年3月の全人代(全国人民代表大会)、秋の共産党大会を経て終身皇帝になる道を固めるんかどうかが今、焦点になっている、と。世界の大転換が、もう始まってるんかも知れません。そして、そんな一触即発の世界の事が全くわかってへん、ド阿呆の外務大臣が林芳正くんですね。

 え?誹謗中傷とちゃいますよ。高橋洋一さんがコキ下ろしてはりました(どうなる?ウクライナ危機!こんな時に日本は林外務大臣が・・・)。ウクライナの話も高橋さんにかかるとめっちゃわかりやすいですが、それより、動画の後半での林外相批判が、ハンパないですね(笑)。

 これは4日前に私も書きました(無能外交官が支える愚鈍外相、林芳正くん。高市さんにガツンと言われても、わかってへんやろな。)。世界中がプーチンのことを何とかせなあかんと、ピリピリ焦ってる時に、そのロシアと経済協力の話をするというド阿呆ぶり、ですね。

 林一人がアホと言われてるうちはまだええけど、日本が世界を裏切るんやと思われたら、めっっっっちゃヤバいやんか!また日本は、第三次世界大戦の敗戦国になってしまうんやで!と。わかってへんねやろなあ、林くん。誰か言うたって!やな。ホンマに。

【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20220222-3HODSMNHKNOLNH2UZGTYOBKUS4/?161566
https://www.youtube.com/watch?v=FgKTnyJecK8
https://www.youtube.com/watch?v=rSsNRD9AdjU
https://naniwakawaraban.jp/2022/02/19/%e7%84%a1%e8%83%bd%e5%a4%96%e4%ba%a4%e5%ae%98%e3%81%8c%e6%94%af%e3%81%88%e3%82%8b%e6%84%9a%e9%88%8d%e5%a4%96%e7%9b%b8%e3%80%81%e6%9e%97%e8%8a%b3%e6%ad%a3%e3%81%8f%e3%82%93%e3%80%82%e9%ab%98%e5%b8%82/


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ナニワの激オコおばちゃん

コメント

  1. ナポレオン・ソロ より:

    220224-2
    お早うさんソロです。
    >>ロシア・ウクライナ情勢からみえるロシアの本音
    先ず、ウクライナ東端のドネツとルガスクの辺りは、ロシアが黒海の覇権を得るんには、最低g限確保したい場所ですね。 出来れば沿岸の土地を得て沿岸国に復帰したいのでしょう。

    だから、ロシアに取ってウクライナ問題の核心部分は、ウクライナのNATO入り阻止でしょうが、現実的には黒海沿岸にロシアの勢力圏を置きたかったのでしょう。

    そのタイミングを虎視眈々と狙っていたんでしょうね、でないと、ジョージアもロシアから離反寸前だし、ロシアがもぅ超大国や無い事は20年以上ロシアのトップに座っているプーチン自身が良く解っている。

    現状のロシアは経済資源は資源輸出だけで、是に依存するしかなく、その割に不相応な強大にみえる軍事力だけが取り柄の未だに軍人の声が強い国でしかないが、自国の権益を守る為には石油・ガスラインンがあるウクライナやジョージアをNATOに渡してはならないのは言う迄もない。

    現状、事実上ロシアが黒海の沿岸国でもないのは致命的に痛い事です、だから、14年のクリミア侵攻で黒海艦隊の母港である軍港セバストポリの奪還・確保だったのでしょう。

    つまり、この戦いのキモも、従来ロシアが反対岸のトルコと永年争ってきた黒海の覇権を取り戻す事、すなわち広い領土内に1つも無い不凍港を復活させる事ではなかったか? それも、ロシア海軍からの強い要請でしょうね。

    巨大なバルチック艦隊もバルト三国がNATO入ㇼしていますから、居場所をがなくなっている状況ですから、無理もない話しです。

    一番問題なのは、既にロシアは共産主義国でもないのに、国民が大国意識を改められない点にあると思いますね、だって、自由な民主主義社会で自由競争の近代産業が繁栄する国には、21世紀になっても、未だになれていないからです。

    ロシアが目指すべきはもぅ世界覇権では無く、産業が活性化させ豊富な地下資源を自前の産業で使い安定したバランスの良い交易出、嘗ての友邦国を中心に産業国になる事でしょう。

    自国民が何を自分に期待しているかという点が、分っているのがプーチン只一人という政治状況も、寂しい話しですね。

  2. 藤井 より:

    産経新聞の副編集長はトンチンカンな事書いてますね。
    バイデンは経済制裁とかならやるけど、米軍を使った武力衝突や軍事力の行使は徹底的に避けてます。(これは「外交的解決を図る」と言った彼の会談等を見ていたら普通に分かります)

    プーチンの立場からしたら、米国が軍事力を使ってこないなら怖くないので、かなり自由に動ける訳です(軍事オプションから何まで)

    ウクライナの今後は、かなりロシアのペースで進むでしょうね。

  3. 禿げ親父 より:

    直接は関係無い、まとまらないコメントになりますが、・・・
    世の中暴風のように派手な宣伝ほど裏の意図があると考えないと辻褄が合わない事ばかりです。そこで大手メディアの流す情報の反対や隠れて流れている情報を探すと、今先進国トップが一見ばかげているようで必死に何かの目標達成を死守しようと連携している姿が伺えます。一方で嗅覚の鋭い一部のねずみが乗っていた船から逃げ出す姿も出てきました。いまのウクライナ騒動は大きな目くらましでその背後で大きな転換が始まろうとしている可能性を強く私は感じています。下記リンク先を激おこさんのブログに合わせて読んで考えてもらえればと思います。
    1.ファイザーとモデルナの投資家は出口に殺到する
    https://alzhacker.com/pfizer-moderna-investors-run-for-the-exits/
    近い将来「健康保険制度」も「年金」も無くなり「死者」だけが山となり「葬儀社」が成長産業となる。ウォール街はすでに動きだしている。
    2.何が起きているのか : 欧州委員会の2018年の勧告通りに進んでいたワクチンパスポート計画が「実施予定当年」である今年に次々と撤廃されている背後にある「不気味」
     https://indeep.jp/it-s-like-suicide-bombers/
     コロナや悪珍での「死」は約束されてしまった可能性が伺えます。日本でも生命保険料率が4月から上昇します。保険業界も動き出しています。
    今、バカとよばれる日本の政治家や官僚も何かが来るのを待ってあえて意図したバカを演じ続けている可能性があるかもしれません。それは中国かもしれませんしグレートリセットかもしれません。日本国民も「おかしい」とハッキリ声を上げて立つリミットが迫っているような気がします。

  4. ナポレオン・ソロ より:

    >藤井さん ソロです。
    >>殆どプーチンの勝利だと思うわけ。
    大体、トランプ氏とプーチンは「自国第一主義」で話が合うからねww それに綿密に計画して満を持して決行した感があるから、綿密なシナリオが既に書けているんでしょうし、粗筋はトランプ氏は知っている可能性もある、つまり茶番かもしれないって事

    だから、トランプもメンバーのNSCが抗議するのは上辺だけで、中身はロシア側の生存権である黒海に関する権利保証の為に、ウクライナの東端の2州の独立を事実上黙認していて、いずれロシアが黒海の沿岸国に復帰する事も黙認したんでしょう。

    多分トランプさんの差し金やね、だってDIA「=米国の軍隊」が動かないノならバイデンは何も出来ませんからねwww

    黒海が無いとロシアは、資源が枯れたら国が終わっちゃう虞がありますからね、逆にそういう危機感を持って国土の資源開発に励んでほしいとは思うけど、それだけでは国の衰退が止まらないから、貿易立国の芽も摘まない様に不凍港は残してやろうと言う事かと。

    もぅ戦争回避がメインの課題になっているのは、喜ばしい事やで、

  5. けん より:

    どなたかが言っていましたが、日本政府がいまロシアに対して仕掛けられる最大の圧力は、
    『千島列島と南樺太が未だにロシアに占領されている』と世界に声明することです。

    林外相が駐日ロシア大使を呼びつけて、ロシアによるウクライナ侵略を非難したそうですが、
    両名ともウンザリした顔つきで、やる気もなにも無いように見えました。
    マスクで顔を隠せて良かったと思っているでしょう。
    https://www.youtube.com/watch?v=MPtvLc1UD3o