実は単純。税金は財源とちゃう。政府はなんぼでもお金を出せる。日本以外、世界でやってることや。

 私は毎日のように岸田くんのことをアホやアホやと貶していますが、やっぱりそれはやめられそうにありません。昨日はこんなニュースが(防衛増税、首相が理解獲得に努力 「未来世代への責任」)。

 岸田文雄首相は3日放送の文化放送ラジオ番組で、防衛費増額に伴う増税に対する国民の理解を得るため、説明に努める意向を示した。国債発行に頼らずに財源を確保することが「未来の世代への責任」と主張。早期に米国を訪問し、防衛力強化の方針をバイデン米大統領に伝えて信頼関係を高めていく考えを強調した。番組は昨年12月19日に収録された。

 あ、ラジオの番組で、しかも12/19の収録かいな。古ぅーー。たしかに今国会は閉じてるし、まだ世間はお正月やからネタがなくて、「録りだめ」しといたネタなんでしょうか。そんなんやからオールドメディアと言われるんや。それにしてもいちいちハラ立ちますね。

 実は防衛費をドカンと増やしたことで、何や、お金はちゃんとあるやん、と思た人も多いし、国債ってそんなに出せるんや、と思た人も多いことでしょう。せやからこそ、たった1兆円でも、何が何でも増税のきっかけを作っておく、つまりは爪跡を残すために、人殺し財務省は今、必死なわけですね。

 そして財務省の振り付け通りにしか動かれへんアホの岸田は、粛々とそれに従っている、というわけですね。え?岸田を貶したら、河野太郎とか、茂木みたいなのが出て来るから、ほどほどにしとけ?いやいや、河野太郎は昨日あたりから、「運び屋」発言で今、ネットでは袋叩きに遭ってますね(笑)。次期首相の目はなくなったで。あ、話それた。

 人殺し財務省の話に戻ると、とにかく今財務省は、岸田を潰してでも爪跡を残そうとして、いろんなアドバルーン(観測気球)を上げています。たまたまダイレクト出版の有料動画で、藤井聡さんの「月刊ホンマもん裏トーク」を視てたら、ちょうどええ画像があったので貼らして貰います。

 つまりは今、人殺し財務省はこれだけの「増税」項目を用意して、虎視眈々と法制化を狙うてるわけです。日本を滅ぼす財務省、です。せやけど日本人は真面目やから、いやいや、国民がしっかり税金を払わんと、国がもたへん、と多くの国民が、まことに美しい考えを持っています。詐欺師の財務省はそこに付け込むんですよ。

 いきなり話は飛びますが、ちょうど昨日の記事のコメント欄で「八百万の神の自由」さんが、中野剛志さんの動画を紹介してくれてはりましたので転載させて貰います。
【年末特番】中野剛志先生が新刊を解説!世界的インフレの混乱は経済学者の手に負えない!?(前編)
【中野剛志先生 年末特番】なぜ日本の政治家は財政出動をしないのか?資本主義の仕組みを完全解説!(後編)

 私はこの中野剛志さんは大好きですね。めっちゃ複雑で高等な話を、素人でもすぐ理解できるように、めっちゃわかりやすく説明してくれはります。天才やと思いますわ、ホンマに。

 今回の防衛費爆上げで、アタマの弱いマスゴミが「財源」「財源」と叫び、「増税やむなし」の世論に誘導しようとしています。実は、そもそも、「税金は財源とちゃう」ということを、中野さんはここで説明してはるんです。

 実は保守派の中でも、このことを理解しようとせえへん人がいっぱいいて、そんな人に限って、「お金なんかなんぼでも出せる」と言うと、烈火のごとく怒り出す人もいます。どうぞ、上の中野さんの動画を視てください、と言うておきましょう。

 とは言えせっかくなんで、聞きかじりでもここに書かせてもらうことにします。まず民間の話から。会社が事業を起こすときに、銀行はお金を貸してくれますが、それは銀行が、私らとかの一般人から預かってる預金から貸し出してるのではないんです。

 はっきり言うと、その会社の通帳に、○○万円(億円でもええけど)と記帳するだけなんです。ただし、もちろんその金額に上限はあって、それは、その会社の返済能力です。ちゃんと審査をして、返済できるんやったら貸し出してるわけですね。

 そうやってお金が会社に渡り、その会社はそのお金で事業を起こし、世の中の役に立って、しっかり儲けて、いずれは返済できるわけですね。そしてそんな活動の総体が、資本主義の経済活動なわけですね。

 個人が今持ってるお金だけでは、とてもでけへんかったことができるのが資本主義やというわけです。さてそこで、その会社を国、政府に置き換えたらどうなるか、という話です。道路や橋や、ミサイルやらを揃えるのに金が要る、と。

 必要なものはどんどんお金を出したらええんです。それは、上の民間の話の時は一般銀行ですが、政府の場合は中央銀行、日本銀行ですね。それが国債と言う形を使って政府にお金を供給するわけですね。実はこれが政府の「貨幣創造」なんですね。

 え?そしたらその金額に上限はないのか?と思われますね。あるんです。それは会社の場合は「返済能力」でしたが、国の場合は、「供給能力」なんです。なんぼお金を出しても、道路や橋を作りまくったら、コンクリートや鉄が足らんようになるし、働く人も足らんよになる、と。つまり、今、国の中でできる範囲で、ということになるわけですね。

 何も心配することあらへん。せやけどもちろん、働いたら働くだけ、モノを作ったら作るだけ儲かるわけで、その儲かる部分が「経済成長」になるわけですね。わかりにくかったら、中野さんのこの図を見てみましょう。

 資本主義以前の社会を封建領主時代として書いてはります。封建時代には経済成長はなかったんです。ゼロサムゲーム、みたいなもんでしょうか。

 そして税金は、このお金(貨幣)を「消す」働きがあるんですね。もし、お金を供給能力以上に出し過ぎたら、コンクリートやら鉄が足らんようになって、その値段が上がる、つまりここでモノの値段が上がる「インフレ」が起こるわけですね。そしたらさっさと「税金」で出過ぎたお金を「消し」たらええだけの話なんです。

 ま、ものごっつい端折って書いたので、怪しそうですから(笑)ぜひ、中野さんの動画を視てください。日本以外の全世界では、こうやって経済成長をして来たわけです。日本がこの30年、成長してへんのはこのグラフでも一目瞭然ですね。

 あこぎな支那は、入ってくる米ドルにペッグすることで、お金を出しまくり、供給能力を目いっぱい拡大しまくって、ついに例えば「鬼城」みたいな、要らんものを作りまくって、無理やり「経済成長」して来たわけです。ま、さすがに要らんものを作りまくると歪が大きくなり過ぎて、いずれ破綻するんですけれどね。

 と言うことで、税金は財源とちゃう、という話ですが、実は貨幣論の話でもあるので、なかなかこれまでの常識やらに囚われてると理解しにくいでしょうね。人殺し財務省は、税金はちゃんと納めなあかんという美しい心を持つ日本国民を、ずっとダマして続けて来ています。

 早くその詐欺に気付きましょう。このままやと日本は弱小国に落ちぶれて、間違いなく「中華人民共和国・倭人自治区」になってしまい、支那共産党の幹部に好き放題、臓器を抜き取られることになってしまいます。

【文中リンク先URL】
https://www.47news.jp/8767146.html
https://www.youtube.com/watch?v=tmA4SvsxH-g
https://www.youtube.com/watch?v=jfBKWDeEmLQ


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【ナニワの激オコおばちゃん】

コメント

  1. ふみお より:

    Z省は、なぜ”財政規律”(増税)を推進したがるのか?
    その答えが、Z省と闘うために極めて重要です。

  2. 柏餅 より:

    一つ大きな問題として、国債を刷るのにアメリカの許可が必要だということがあります。許可が出る範囲内に納めなくてはいけません。

    https://twitter.com/burabushi/status/1608788499851005952
    『世界を統べる者』ー日米同盟とはどれほど固い絆なのか?ー
    「問題は、日本が独立国家ではない、というところにあります。独立国家ではないから、日本でお金を刷る場合は基本的にアメリカの許可を得なければならない。」
    159ページ ~第4章日本経済と安全保障の今後~より
    MSA協定の事情にも触れています。

  3. 八百万の神の自由 より:

    積極財政派は常に、日本は米国DSの属国である事を理解して当事者発言を注視してますね(私自身も安藤裕氏の生放送で質問した事も在る)。

     しかし、菅政権のG7サミット(コロナ時、コンウォール)でも、コロナ克服の為の財政拡大が約束され「日本だけは対GDP比最悪だからダメ」とは微塵たりとも聞こえて来ず積極財政派は安堵したものです。
     三橋貴明、中野剛志氏等は安倍さん等に積極財政の講義をしています。
     藤井聡氏に至っては第2次安倍政権時の内閣参与です。
    彼等を紹介したのが、西田昌司議員。
    端から無理な財政拡大を進言する人の経済講義を急がしい政治家が聞きますか?
     又、安倍さん亡くなる3週間前の積極財政議連(安倍さん顧問)会合での議論でも、安倍さんは「米国の圧力で国債発行できない」等とは微塵も感じられぬ発信で、むしろ財政拡大の重要性を反省を込めて語っています。
    https://youtu.be/nqEpzjmno_o

    官僚にかかる圧力が在るにせよ、8年もやった総理に伝わらぬ影の圧力が在るでしょうか?

     米国DS圧力は注視しとくべきですが、何れにせよ我々国民が財政拡大に忖度、遠慮する発言をする必要は無いのでは?と思います。
    それよりは属国脱却、自主独立の為の核武装なり何なり求めるべきかと。

    • ナポレオン・ソロ より:

      230105-2
      >八百万の神の自由さん ソロです。
      >>国債発行に米国の許可が要る?
      それって、DSの許可じゃないの? と私も思いますね。つまり自民党の中には河野太郎や小泉親子の様なモロにDS配下の議員がいますし、彼らを取り巻いて将来お零れに与かろうと言う議員も一定数いますからね。

      要はこの辺りのレベルの政治家では、日本は何時迄経っても独立出来ませんね、DSは日本に独立されると集る大口国家がなくなるので、あの手この手で、脅したリ、スカしたり、宥めたり、都合が悪けりゃ赤楯の先代みたいに自宅で変死させられる。

      DSの基本は日本抑制、日本警戒なので、防衛予算増額なんかに国債を刷ったら戦前日本と同じ軍国主義?になってしまう、とか騒ぐ連中が必ずいるので、トランプみたいな、マトモな国の姿が判っている人はべつだが、DSどっぷりのバイデンじゃねぇ。

      今の状態で高市さんを総理大臣にすれば、直ぐに消耗させられるので、DSが、露ウ戦争とワクチンで資金力を取り戻しつつある今はやめたほうがよいのではと思いますね。

  4. うたか より:

    コロナ禍で税収が○兆円減るという見込みという記事があって不足した今年の予算は赤字国債で埋めるという記事があって、しかし来年度予算についてはなんの言及もなかったな
    税収が増えたのに来年度予算がどうなるかなんて記事は見たことがない
    実際の税収の増減が予算に影響がないんだね
    税収が財源じゃないね
    借金は企業や家庭と混同して考えるのに
    実際の税収でそう考える記事を見かけないのは不思議だ