しゃもじを贈った岸田君知ってるか?日露戦争は世界の白人支配を終わらせる、誇りある戦いなんや。

 岸田くんはウクライナ、ポーランドから帰国して即座に国会に出席、答弁してはりました。なかなかタフな人ですね。G7の前に何とかゼレンスキーに会えて、ぐんと評価も高まってるように思えます。NHKが到着前に報道したことを、青山さんは青筋立てて怒ってはりました(【ぼくらの国会・第493回】ニュースの尻尾「総理が狙われてもいいのか」)。

 たしかにタイトルの通り、もしこれで総理がテロリストに狙われたら、どないすんねや、という話ですね。漏らしたのはたぶんあいつやろう、ぐらいのレベルで実はわかってるみたいですが、、、。一方で、ある程度漏らした方が安全なんや、という人もいて、難しいですね。いずれにしても命懸け、岸田さん、ご苦労さまでした、やな。

 そしてゼレンスキーに渡したお土産が「しゃもじ」と結構騒がれ、アホの立憲民主党に、国会でも批判されてましたが、国会で言いがかりなんかつけるなよ、立憲!ですね(必勝しゃもじは「不適切では?」と野党質問 ⇒ 岸田首相「敬意を表した」と回答【ウクライナ戦争】)。さすがに国会では記事にあるような、しゃもじの由来、言われについては答えはりませんでした。

 ところがこの報道に、ロシアは反発した、と(岸田首相のウクライナ訪問に論評 広島名物「必勝しゃもじ」は挑発―ロシア)。

 一方で国営タス通信は、岸田氏がウクライナ訪問時、ゼレンスキー大統領に「必勝」と書かれた広島名物のしゃもじを贈ったことを紹介した。日本の報道などを引用して「日露戦争時の兵士のお守り」と強調。現地メディアはロシアへの挑発と捉えたもようで「奇妙なプレゼント」と不快感をもって伝えた。

 「日露戦争時の兵士のお守り」というのがどこまでのレベルなのかはようわかりませんが、岸田さんは「必勝」の文字が欲しかったんかな、と思いました。ホンマに日露戦争を意識してはったんやったら、スゴいことやと思いますが、うーん、違うやろなあ。

 そして在日ウクライナ大使館の反応を、今日(3/25)の産経が報じていますね(ウクライナ駐日大使、必勝しゃもじを歓迎 「日本の贈り物として喜ばれる」)。写真は朝日新聞デジタルからです。

岸田事務所にある「必勝しゃもじ」の前でインタビューに応じる岸田文雄氏=2020年11月4日

 私が7~8年前に「覚醒」した頃に驚いた話の、トップ3ぐらいに入るのがこの日清・日露戦争ですね。明治以来の日本が「軍国主義」化し、「侵略国」になって行く過程での「恥ずかしいこと」として教えられて来ましたからね。

 今の教育でもまだ、日露戦争の勝利が、アジア、アフリカをはじめとする全世界で、ヨーロッパ列強に支配されていた国々で歓迎されたは、ぜっっっったいに教えませんね。ネットでちょうどええ文章を見つけましたので貼っておきましょう(『日露戦争が変えた世界史』平間洋一)。

そして、日露戦争の日本の勝利を境にアジア、アフリカ、アラブなどの民族独立運動が高まり、その動きは単に有色人種間だけに止まらず、ロシアの圧制に苦しむフィンランドやポーランド、トルコなどへも飛び火し、ポーランドやフィンランドなどの独立へと連なっていった。また、米国では黒人の人種差別撤回運動へと連なっていった。このように日露戦争は全アジア・アフリカの有色人種を覚醒させ、総ての西欧植民地に致命的打撃を与え、有色人種やロシアの支配下にある白色人種にも民族独立の夢と戦いを生んだ戦争でもあった。

 日本は東洋の端っこの小さな島国、みたいにずっと教えられて来ましたからね。いやいや、信長・秀吉の時代には既に日本は、世界の鉄砲の半数を持つ軍事大国やったんですからね。秀吉は当時のスペイン国王に、恫喝の手紙まで書いてたんです(フィリピンを征服したスペインに降伏勧告状を突き付けた豊臣秀吉)。

 話それたわ。ま、岸田くんがここまで知ってて、意識して「しゃもじ」を贈ったとは思えませんが、これを機に、私ら日本国民は、日露戦争もしっかり誇れるようになりたいですね。戦後70数年でボロボロにされたから、逆にあと70年かかるんかも知れませんが、少なくともそれを取り戻す意志は、今すぐ持つことにしましょう。

【文中リンク先URL】
https://www.youtube.com/watch?v=MeZLcSQNbWs&t=1035s
https://www.huffingtonpost.jp/entry/shamoji_jp_641d3514e4b00c3e60795d9f
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023032400839&g=int
https://www.sankei.com/article/20230325-DCVM5C7KTBJYRDEFENMFAUE7QM/
https://www.asahi.com/articles/ASR3R5QZWR3RUTFK01C.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
http://hiramayoihi.com/yh_cyosaku_nichiro_joron.htm
https://shibayan1954.blog.fc2.com/blog-entry-374.html


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コメント

  1. mibu より:

    スペイン人にとって日本人はずっと恐るべき存在でした。
    宗教性を薄めたことでオランダは江戸幕府との関係を続けることができました。

    スペインに関する悪い印象は主に英国からもたらされています。
    すでに江戸の段階で英国に騙されているのが日本。

    我々が目にした人種差別はそう長い歴史のものではありません。
    プランテーション農業を起源とする。
    奴隷の人格否定はアメリカ大陸が始まりです。

    共産主義の代名詞ともいわれるプランテーション。
    奴隷制度、自由貿易もすべて近代の産物です。

    近代資本主義、共産主義、すべて同類です。
    自由貿易は英国帝国主義を正当化する概念。
    新しい信仰です。
    そして大きな間違いを含んでいる。
    適用には限界があります。
    これを原理的に信仰する勢力こそが今世界を破壊している勢力、ネオコン=共産主義者。