昨日(6/12)の産経新聞の1面に、北朝鮮に向けた短波ラジオ放送「しおかぜ」のニュースが載っていました(北向けラジオ「しおかぜ」当面継続 支援金1000万円超)。
新型コロナウイルスの感染拡大による寄付金減少などで存続危機に陥った北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」を支援しようと、運営する特定失踪者問題調査会に1千万円超の寄付金が寄せられたことが11日、分かった。8月に放送休止する恐れがあったが、当面の継続に見通しが立った。
滋さんの死去を受け、しおかぜは8日、特別番組を放送。調査会の荒木和博代表は「死を重く受け止め、拉致解決の転換点とするため、最大限の努力を尽くし、被害者救出を進めたい」と強調した。
実は私はこの「しおかぜ」のことは最近知ったんですが、それは私が入れて貰うてるメーリングリストで毎日、この荒木代表さんのブログを転送してくれてはるからです。北朝鮮は時々この放送に対して妨害電波を出すなどの対応をしてるということは、この放送は間違いなく「効いてる」ということですね。
こういうことはホンマは国がやらなあかんのに、とめっちゃ不思議な気分になります。この拉致問題こそは、戦後の日本の闇を象徴するような問題やと思いますね。
記事にある「特定失踪者」というのは、「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者」のことを指し、特定失踪者調査会には約470名の失踪者リストがあり、警察には約900名の拉致の可能性のある失踪者のリストがあるんやそうです。
つまり、1000人近い人が北朝鮮に拉致されてるはずやという、とんでもない話なんですね。せやけど政府としての正式な話は、Wikipediaからコピペしますと、
日本政府が認定した拉致事案は12件、拉致被害者は17人。北朝鮮政府側は、このうち13人(男性6人、女性7人)について、日本人拉致を公式に認めており、5人が日本に帰国しているが、残り12人については「8人死亡、4人は入境せず」と主張している。日本政府は「全員が生存しているとの前提で対処する」との立場をとっている。
ということになるんですね。何やねん、この数字の違いは、と暗澹たる気持ちになりますね。そしてこの「拉致被害者問題」を利用しようとする輩が日本の中にいっっっぱいおるということが、ますます問題を複雑にしてるような気がします。
そしたら昨日(6/12)公開されたYouTube番組「青山繁晴が答えて、答えて、答える!」で、2017年11月に、米軍と自衛隊とで、かなり朝鮮半島に迫っていたことを話してくれてはりました。実際には上陸、救出、ということにはならず、金正恩くんはビビりまくって翌年6月のシンガポール会談になったわけですね。
11月に上陸攻撃、救出をせえへんかったのは、いくら相手が弱い北朝鮮でも、こちら側にも必ず被害が出ることが想定され、トランプさんはその被害、つまり戦死者を出すことは避けたかったということなんやそうです。そして今では私らもよう知ってますが、トランプさんはその後も一切譲歩はせえへんかった、逆に言うと、刈り上げ君はシンガポール会談では何の収穫も無かったわけですね。
たしかによう考えたら、日本人救出のためにアメリカ人の命が失われることは、大統領としては説明がつかへん話ですね。そして日本人、自国民を、自分の国で救うことのでけへん日本は、あかんやろ、という話ですね。一人一律10万円もよかったけれど、それ以上のお金をかけてでも、いよいよ日本は、アメリカを頼ることなく、しっかりと軍備を整えて、自分の力で国民を守れるようにならんとあきませんね。
【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/life/news/200611/lif2006110046-n1.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E6%8B%89%E8%87%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C
https://www.youtube.com/watch?v=QIpsTg90DYY
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