国会が閉じられてすぐ、想定通り河井克行・案里夫妻が逮捕されました。公職選挙法違反ということで、もう報道の大洪水ですね。せやけど実は、日本中のマスゴミがいっせいに同じことを報道するときは、気いつけなあきませんね。自分の頭で考えることをせえへん日本のマスゴミは、この件に関しては、東京地検特捜部からのリーク情報だけで動いてますからね。
昨日(6/20)篠原常一郎さんがYouTubeで、「河井夫妻たいほ 検さつ、マスコミぼう走? 前法相と妻・参院議員はすケープごーと?」を公開してはりました。私も大して興味はなかったんですが、これだけの報道量やったら、いろんなことを知ってしまいますね。
一案最初に出てくる逮捕容疑というのが「ウグイス嬢への日当の上限1万5000円を超えて3万円払うてた」というものです。え?ホンマにこれで逮捕するんか?今時、1万5000円で引き受けてくれるウグイス嬢なんかおらへんから、それで逮捕するんやったら、他のほとんどすべての候補者もヤバいはずやんか、ということらしいです。
まあ実際には、領収書を工夫したり、渡し方を工夫したりして、証拠が残らへんようにやっているみたいですね。
そして次には「票の取りまとめ」を依頼するために、合計2570万円を、94人に配った、という話ですね。私ら素人は何気に聞き流しますが、この「票の取りまとめ」ではなく、陣中見舞なり、挨拶なりの、ある意味で曖昧なお金の渡し方というのは、選挙の前後にはいくらでもあって、まさにこれで、日本中の選挙が戦われているそうです。
そのお金の規模は、参議院選挙ではざっと1憶はかかる、と言うのは実はこの「業界」の常識なんやそうです。そのお金が「票の取りまとめ」、つまり選挙の協力の依頼を受けたということになると、選挙法違反、お金を出した方も受け取った方もアウト、となってしまうわけですね。
そして今回、河井議員からお金を受け取った人たちは、検察に対しては「票の取りまとめを依頼された」ことにして、しかも自分はいったん受け取ったけれど返したことにして、検察からの逮捕?訴追?を免れているんやろう、ということのようです。
おいおい、きったないなあ。せやけど選挙というのはそういうもんやそうです。あまりに曖昧なことがいっぱいあるので、「公職選挙法」はいくらでも拡大解釈ができる、ということです。そこに検察の恣意が働く余地が、なんぼでもあるということですね。
つまり、最初からこの河井夫妻を逮捕することが決まっていて、そういうシナリオの通りに動いてるということですね。まあこの夫妻の広島選挙区はめっちゃいろいろとややこしいところのようで、また河井克行さんもちょっといろいろややこしそうな人ではあります。
篠原常一郎さんに言わせると、こんなに大々的にこの夫妻を逮捕してしもて、ホンマに大丈夫なんか?ということのようです。
検察庁はついこないだも、黒川弘務さんをぶっ飛ばして、うまい具合に林真琴氏をその後任に滑り込ませ、稲田伸夫現検事総長の後任への道筋を強引に付けたように見えます。私はこんなお役人の人事のことにはまったく興味はありませんが、本人たちにとってはもう、人生すべて人事に賭けてるようなもんやから、命がけなんでしょうね。あーくだらん。
そんなグダグダな検察庁、そして東京地検特捜部、大丈夫か?という話ですね。人の人生をボロボロにしても平気な人たちが、それこそお互いさまでやり合うてはるということでしょうか。これからの日本、どうやったら良くして行けるんか、みたいなことはいっっっさいどうでもええんでしょうね。
いずれまた河井夫妻は出て来はったら、いろいろ暴露をすることになるんでしょうか。まあそれより今の日本、もっとやらなあかんことがいっぱいありますね。報道の洪水にごまかされんように、志のまったくない日本の官僚が裏でどれだけ悪いことをしてるんか、しっかり見張ってんとあきませんね。
【文中リンク先URL】
https://www.youtube.com/watch?v=AC7xdWZzAgk
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