国家は暴力で成り立ってる。税金とみかじめ料はどう違うんや?ダボス会議は世界一のインチキ会議。

 以前、私はそれなりの大企業に就職していたんですが、一応コネなしで、自分では何となく面接のしゃべりで上手いことごまかせたんやろなあ(笑)ぐらいに思てました。とは言え、それも実力なんや、と思てたことも確かです。せやから、会社の中にコネ入社の人がおることに、入社当時は少し反感も持っていました。

 ある時、得意先で雑談をしてたら、「ウチは結構コネや親族は多いですよ。しかも入ったら最初にちゃんと、コネ宣言もするんです」と言われてビックリしました。そしてその人は続けて「そらあ、コネやったら会社で悪いことはできませんからね」と言うてはったんですが、めっちゃナットクして、それ以来、コネの効用も理解できるようになりました。大人になったんですね(笑)。

 今日(1/18)の産経「正論」の記事(君主制からみた世襲政治の効用 青山学院大学教授・福井義高)で、そんなことをふと思い出しました。あ、記事はもっと高邁な話ですよ(笑)。実は国家って、暴力で成り立ってるんですわ。

 消費者の需要に応じて個人や民間企業が提供する財・サービスとは異なり、政府サービスは、独占的かつ一方的に提供され、料金も税金という名目で強制的に徴収される。「警察」「刑務所」「罰金」といえば聞こえはいいけれど、あくまで支払いを拒否する者は、暴力によって自由を奪われ、監禁され、財産を没収される。

 あはは、実は「税金」は「みかじめ料」とどう違うんや?という話もできる、と。

 暴力を背景に我々の富を奪うことができる地位をめぐる競争が自由化されれば、厚顔無恥かつ狡猾(こうかつ)なろくでもない連中が選ばれる可能性は高くなる。
 その点、政治家の地位が世襲であれば、「底辺への競争」となりがちな選挙の負の側面をある程度緩和することができる。そもそも、上に立つ人間は、小賢(こざか)しい秀才である必要も、とくに高潔な人物である必要もない。日本のように安定した社会では、政治サービス提供も組織立って行われている。肝要なのは、制度の悪用を抑えることであり、政治家に求められるのは、我々が恥ずかしいと思うようなことはせず常識的判断ができることなのだ。

 ここですね、私が思い出したのは。コネ入社やと、「恥ずかしいと思うようなことはせず常識的判断ができる」ということなんや、と。屁理屈をこねまわして法律を曲解し、「今だけ金だけ自分だけ」みたいなことをやってたら、恥ずかしい、と思うわけですね。おい、厚労省、経産省、財務省、わかるか?そういえば福井さんは最初に「大臣」についても書いてはりました。

 それにしても「国民主権」とか「民主主義」が大好きな人たちが、なぜ「大臣」などという非民主的名称に異議を唱えないのか不思議である。東アジア漢字文化圏で今や「臣」がいるのは日本だけ、日本の大臣に相当する地位の名称は、中国・台湾では「部長」、韓国では「長官」である。

 ホンマやー。せやけどそれは、日本はいまだに天皇のしらす国やから、と言うておきましょう。美しいですね、日本人。どこの国にも不正や賄賂はあるし、日本にもあるけれど、その「ケタ」は、日本では異様に小さいように思います。実は心の底では「八紘一(為)宇」を信じてるんとちゃうやろか。

 福井さんの記事に戻ると、もう一つ、「世襲」のメリットについて書いてはります。

世襲のメリットとして大きいのは、長期的視野に立って考えることが政治家にとっても得になることである。

 日本には間違いなく、グローバリズムを入れる余地なんかあらへんし、絶対に入れたらあかん、と断言したいです。そしたら何と、よう考えたら今、世界のグローバリストの年に一度の会議「ダボス会議」の真っ最中でしたね。

 これに呼ばれるのが名誉と考えるけったいな人が世界中におるんですね。ネットでは「日本代表」は竹中平蔵、小泉進次郎、河野太郎の各氏やとか。ツイッターの正常化で、まともな話がどんどん表に出て来るようになっていますが、今日の「宮崎正弘の国際情勢解題」で宮崎さんが書いてはりました。

 このダボス会議の舞台裏では夜な夜な紳士淑女のパーティーがある。 「ダボスの暗黒面」である。 
 ホテルのスィート陣取るのは「エスコート」企業だ。わかりやすく言うと高級娼婦斡旋エージェント。ドイツ紙『ビルト』などに拠れば、お値段はショートが700ユーロ(98000円)」。オールナイトは2300ユーロ(32万円)の由。

 何じゃそれ、ですね(笑)。せやけどそんな裏では、もっとドロドロした話があるようです。最近知ったのですが、資産運用会社「ブラックロック」の話です。えらい古い記事ですが、5年前に既にこんなことになっています(ブラックロックとバンガードが支配する世界-数年で運用額2250兆円に)。

 そして今、そのブラックロックがウクライナで暗躍してる、と(ブラックロックの支配下にあるウクライナ)。もうタメ息が出て来ますね。暗黒面はいっつもパックリ口を開けて、善なる世界を呑み込もうとしてるんでしょうか。

 そう言えばこのダボス会議の主宰者であるクラウス・シュワブの最新画像を、二階堂ドットコムさんが公開してくれてはりました(クラウス・シュワブ新着【※閲覧注意】)。あはは、ただの変態やな(笑)。もう早う世界中のインチキが次々に明るみに出て、美しい、浄い世が訪れてほしいですね。


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【ナニワの激オコおばちゃん】

コメント

  1. ナポレイン・ソロ より:

    230119-2
    ソロです。
    >>ダボス会議は白人文明の利益の為の会議や
    抑々、白人文明は端から欧州半島と言う氷河で表土を削り取られた痩せた土地の奪い合いをするしかなく、激しい民族対立が前提としてあったから、文明が誕生したのも一番遅く多く見積もってもたった3千年しかないのが、歴史の真実やね。

    せやから、17世紀の大科学者アイザック・ニュートンに「地球の誕生は何時か?」と訊いたら、旧約聖書に従って「約3千年前」と答えたそうな、万有引力の発見者にして、この程度やから白人文明の底は浅いと考えて間違いやない。

    大和朝廷の誕生が紀元前660年やから、ゲルマン人が黒海沿岸地方を捨ててドナウ川を遡ってアルプスを越え、ドイツのシュワルツバルト(黒い森)に到達したのが、実はその頃やけど、欧州の中世は宗教一色やからね。あの地動説を唱えたコペルニクスは生涯不遇やった。

    現在の白人文明が世界を覆っているのは、帝国主義で世界中を植民地にしたからやろ、そのエンジンになった科学技術は宗教支配の暗黒時代の反動やとワテは思てる、ダボス会議も大義名分は何か知らんが要は利益の調整やろ、其処に公平だの正義だのはあっても希薄やろな。

    白人文明は偽善が得意なので、あっちこっち嘘だらけ、矢野に、日本人は日本流にしか考えてへんから、簡単に騙されるし、気付けへん、賢い学者バカばっかりやから、日本は世界から舐められるんやで。