フジ住宅裁判。社員教育用に配った本の中にヘイト?よう見つけてくるな、そんな言いがかり。

 前の日曜日に「ユスる相手を間違えた?フジ住宅を訴えた人たち。こんな超優良企業とは知らんかったんやろ。」を書きましたが、今日31日はその裁判の日でした。いつもこの裁判のことを知らせてくれてはるブログで、今日は本人尋問があると書いてあったので、めっちゃ楽しみにしてました。そしたら何と、傍聴券獲得に、750人!も並んではって、びっくりでした。

 並んでる人の話で聞こえてきたんですが、フジ住宅の社員さんは今までずっと、この裁判の傍聴は会社から禁止されてたんやそうです。出廷してる原告と、今も同じ職場で働く社員とが顔を合わせると気まずくなるのを避けるという、何ともまあ優しい配慮やったんですね。ただ、いくら何でも今回は、自分の会社の会長さんがついに出廷するのに、それはないやろ、ということで会社が解禁したところ、ドッと社員やその家族が殺到したみたいです。

 傍聴できるのはたった50人、倍率15倍て、スゴいな。そして私は初めて被告の今井会長を見ました。やや小柄でにこやかで、めっちゃお茶目な感じ(失礼ww)。午後の証人尋問の時間になって、スタスタと証人席に付こうとして、裁判長から、「あ、まだまだ」と制止され、傍聴席の笑いを誘っていました。社員からはめっちゃ愛されてる感じが、よう伝わってきました。

 ところが尋問に入ったら一転、堂々と自分の考えを主張しはる姿には感動しました。あれ?普通に考えたらおかしいやん、という話をストレートに言うてくれはりました。裁判というルールの中でのうんざりするような枝葉末節はすっ飛んでいました。目の前の裁判での細かい部分では不利になるかも知れんけれど、本質を突く発言は、原告側もドキッとしたんとちゃうかなと思います。

 午前は原告の尋問、午後はこの今井会長の前に、1人の元社員、1人の現社員の尋問がありました。私は前にも書きましたが、裁判を見るのは初めてです。ハッキリ言うて、裁判て、めっちゃめんどくさいもんですね。改めてこの裁判が、「言いがかり裁判」やとつくづく思いました。

 初めて読む人のために一応書いておきます。 この裁判は、フジ住宅に勤める在日韓国人の女性パート社員が、社長(現会長)の今井さんを訴えた裁判です。当時も今も社員教育の一環として、今井会長は社員に対して定期的に本や資料を無償で配布してはります。その中に、韓国や「中国」を批判する内容を含むものがあり、そのことで原告の女性は精神的苦痛を被った、というわけです。会社は「職場環境配慮義務」に違反したから、損害賠償と弁護士費用の合計3300万円を支払え、という内容です。

 原告は最後の方では涙ながらに、資料の配布が如何に辛かったかを、弁護士の尋問に誘導される形で訴えてはりましたけど、違和感ありありでしたね。実は会社で配布された資料というのは、本は何十冊、資料はページ数にしたら何万ページもあって、その中で今回、「ヘイト」やと言うて原告側が問題にしてる部分は、ほんの数行やったりします。しかもそれは、今井会長やのうて、他人の本の中の一節やったり、他の社員の書いた感想文の中の数行、です。

 まるで朝から晩まで会社の中で、原告側が言う「ヘイト」資料を目の前に置かれるので辛い、みたいな話になっています。証人に対する尋問の中でも何度も何度も、配布された資料を受け取るのも、読む読まないも自由やし、自分がいややったら資料の配布を断ることもできましたよ、と二人とも答え続けているのに、です。

 最後の方で今井会長が言わはった一言がグサッときて、笑えそうになりました。 「読むのがいややったら、読まんかったらよろしいやん。」 もう、この一言で片付く話を、延々と弁護士が誘導尋問をして「傷ついた」とか「辛かった」とかやってるわけです。うんざりしますね。でも裁判はエグいですね。枝葉末節に至るまで、きちんと陳述書やら証拠やらを積み上げていかなあかんわけですね。

 こんなん、素人にできるわけないやんか。そして、超優良企業のフジ住宅にとっても、「裁判を起こされている」ことは、めっちゃマイナスになるわけですね。実際、裁判を起こされたために商談が中止になったこともあると、今井会長は証言してはりました。

 「あんたら、人権、人権言うてはるけど、こっちはこんな裁判を起こされて、えらい損害を蒙ってるんや。うちの社員やその家族やら、株主や取引先の人権侵害とちゃうんか、これは」と。思わず拍手しそうになりました。せやけど裁判という舞台の中では、これはNGのようです。裁判長はしばしば「質問に答えてください」とか、「ルールを守ってください」と叫んではりました。

 そうそう、原告側の弁護士は何と13人もいました。よう儲かるんですかねえ、こういう「言いがかり裁判」て。その中の一人がエラそうに質問しました。

弁護士:「会長さんね、さっきから裁判長が何度もルールを守って、と言うてはりますね。あなたが自分の意見を勝手に言うと、裁判にも不利になるんですよ。なんでそんなことをするんですか?」

今井会長:「え?私は自分が正しいと思うてるから言うてるだけです。」

 これも拍手でしたね。そして、南京虐殺やら慰安婦強制連行などはなかったと考えていることもしっかり発言してくれてはりました。おパヨ弁護士たちは一様に苦ーい顔をしてました。

 そして最後の方の話。このおパヨク弁護士たちが何を求めているのかがようわかる話です。実は今井会長は、今でもまだ社員にはいろんな資料を配布してはります。そして先月の9月30日に「韓国崩壊?(ここはよく聞き取れませんでした)」という本を配布しはったそうです。このことを取り上げての弁護士の尋問です。

【追記11/5】関係者よりご連絡があり、これは本ではなく、雑誌の記事の資料のことでした。『月刊WiLL‐2019年11月号』〇「韓国が消えても誰も困らない」「『韓国人は嘘つき』韓国で10万部超の大ベストセラーが暴露した民族の恥部」呉善花氏(拓殖大学教授)です。【追記以上】

 「原告がこれだけ辛いと言っているのを知っていながら、なぜこんな本を配るんですか?せめてタイトルを隠して配るとかの配慮が、どうしてできないんですか?」

 いやあ、この弁護士さんスゴいですね。一般に市販されてる本を、そのタイトルを隠して配れ、と本気で言うてるんやろか?

 あいちトリエンナーレ事件で、大村知事のダブルスタンダードぶりがようわかりましたが、結局あちらの人たちは、自分らに都合の悪いことを暴くようなものを何とかして封じ込めたい、ということですね。これははっきり言うて、日本人と反日の戦いやな。原告の女性はあちら側の組織に利用されてるだけの、かわいそうな人かも知れませんね。

 せやけど残念なことに、今回の裁判長は中垣内さんという人で、何と法廷ではブルーリボンバッジを外せと言うトンデモ裁判長です。一審は期待でけへんのかも知れませんね。何べんでも言います。こんな「言いがかり裁判」は絶対許さへんで。

【追記11/1】10段落目に、「バックにはそれなりの組織が付いている」ことを書きました。

【追記11/5】文中に記しました。

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ナニワの激オコおばちゃん

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