自分で首を絞めてる日本の水産業。もうすぐ魚が食べられへんようになるらしいで。ホンマか?

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 国会ではアホな野党がやっと桜を見る会の話をやめて、武漢肺炎のことを言い出したかと思たら、「なんで検査数が韓国より少ないんや!」とか言うてる、日本人かどうか怪しい議員がテレビに映ってて、すぐにチャンネルを変えたわ。マスゴミ、特にテレビは異様ですね。日本人にとっては、もはやどうでもええ韓国の情報は、気持ち悪いほどいっぱい入って来ています。やっぱりあっちの人がいっぱいおるということやな。

 エダノンがどうも「陽性」の意味を知らんかったみたいな質問をしてて、愕然としましたね。まともな野党やったら政府を批判して、国民に好感を持ってもらえるネタはいくらでもあるのに、何の役にも立ちませんね。とは言え、今の時点で、もっと検査しろ!とか言うのは、医療崩壊を意図した悪質な主張ですね。ホンマにいらん野党やわ。

 こういう危機の時にこそ、いろんなアホもあぶり出されて来るようですから、私ら日本国民はしっかり見極めておいて、次の選挙では賢い選択をしましょう。

 前から気になっていたのですが、ダイレクト出版で伊勢雅臣さんの「国際派日本人養成講座」が出されることになったようです。私はお金も時間もないので(笑)買う余裕はありませんが、メルマガはタダで読めます。その中で、ちょっと前ですが、気になった話がありました(瀕死の日本水産業を甦らせる道)。

 一昨年の末に、日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退した話がありました。元々は捕鯨業の健全な発展のために作られた組織が、いつの間にか反捕鯨国の集まりになり、政治的な団体になってしもた、という話ですね。クジラの調査はずっと日本が一番しっかりやってきて、調査資料もきちんと出して、クジラはむしろ増えすぎてきている、ということやったのに、アタマから捕鯨を禁止することになったので、脱退した、と。

 日本はきちんとやってるんや、という風に私は受け取っていましたし、最近スーパーでもクジラが気軽に買えるようになったなあ、と喜んでました。ところが、上の記事ではタイトルの通り、今の日本の水産業は瀕死なんやそうです。あかんやんか。

個人経営の漁労所得は年間225万円。年金を貰うお年寄りの生活の一助にはなっても、一家の柱が家族を養える金額ではない。漁業をしたい若者は少なくないが、これでは漁業に就けない。

世界銀行が2013年に公開したレポート「2030年までの漁業と養殖業の見通し」では、今後の世界全体での漁業生産は23.6%の増加となっており、マイナス成長は日本の9.0%減だけ。世界中の水産業が成長しているのに、なぜ日本だけが衰退し、瀕死の状態になっているのか?

 へえー、日本、あかんやんか、と思たんですが、原因はめっちゃ単純で「乱獲」、つまり獲りすぎなんやそうです。そしてその原因もはっきりしてる、と。

日本で漁獲規制をしていない、ということではない。そのやり方がノルウェーとは全く異なるのである。日本の中心的なやり方は「オリンピック方式」と呼ばれる。全体の漁獲量を設定しておいて、ヨーイドンで漁業を開始し、漁獲枠に達したら「はい、おしまい」とする。

ノルウェーを初め、世界の主流は漁船毎、あるいは漁業者毎に枠を決め、その枠内で漁獲を許す、という「個別漁獲枠方式」である。

 え?わかってるねんやったら、そのやり方をやめたらええやん、と思いますね。そしたら、

この個別漁獲枠方式こそ、水産業を再生させる「特効薬」である。なぜ、この「特効薬」を飲まないのか、不思議な話だが、水産業界と水産官僚による情報や研究の統制など、深刻な問題が論じられている。

ということやそうです。ははーん、加計学園の獣医学部新設の話とおんなじやんか。獣医師会から献金を貰うてる議員(石破くんや玉木くんもおった)たちが、新しい獣医学部を作るのをずっと妨害していて、愛媛県の加戸元知事が何年も頑張って、ようやく特区の仕組みを利用して加計学園に新設することができた、という話ですね。ちなみに今、日本では半端なく獣医師が不足してるそうです。

 つまり、ここにも、日本国民全体の利益よりも、「今だけカネだけ自分だけ」の既得権益を守りたいだけの、卑しい人たちがいっぱいおるわけですね。伊勢雅臣さんは書いてはります。

世界第6位の広さを持つ排他的経済水域と世界屈指の好漁場、そして優れた漁食文化を持つ日本水産業が、正しい特効薬を飲めば、健全な漁村を復活させることができよう。

 まだまだ今の日本、ちょっと見直したらもっともっと良うなるところがいっぱいあるのに、もったいない話やなあ。

※伊勢雅臣さんがこの記事で多くを引用してはる参考図書は次の通りです。

勝川俊男『魚が食べられなくなる日』小学館新書(Kindle版)、H28
勝川俊雄『漁業という日本の問題』NTT出版、H24

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ナニワの激オコおばちゃん

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