支那のウイグルでのジェノサイド、言うのは簡単やけど、それ日本が言えるんか?というワナもある。

 実はずっと前から書かなあかん、と思てたことがあり、延び延びにしていました。自分で整理できてへんかったことと、緊急の話ではなかったこと、が言い訳です。え?何のこと?すみません、今日のところは「ウイグルに関する対中非難決議」です。もう、ああそんな話あったなあ、という感じでしょうか。

 何でもう1年以上も前の話が今、出て来るんや?というと、福岡県行橋市議の小坪慎也さんが、ここ数回のブログで書いてくれてはるからです。最新の記事は
ネット世論とリアルの乖離(第三章)自民党がLGBTを推進する機関決定をせざるを得なくなった保守論壇の事故と背景。(前編)
なので、話としては「LGBT」ですから、今の今、ホットな話題です。私は稲田朋美さんのことも批判してました(稲田朋美君、岩屋毅君、日本にはLGBT法なんかいらんで。誰に言われて動いてるんや?恥を知れ。)。せやけど、ちょっと待ってね、という話なんです。

 そして小坪さんはこの話の前に、壮大なテーマ、「ネット世論とリアルの乖離」について、ずっと問題提起をしてくれてはって、その最初の話が「ウイグルに関する対中非難決議」というわけです。それだけで本が一冊書けるぐらいの話です。小坪さんの、これに関するブログ記事のタイトルをコピペすると、

ネット世論とリアルの乖離
(前文)~誰もが発信できる世界で、起きてしまった双方の悲劇
(第一章)ジェノサイド認定の誇大発信と現場混乱
 (前編)ジェノサイド認定の誇大発信と現場混乱「気づかぬままメディアに釣られた。」
 (中編)「最悪の場合は、崩御した昭和天皇を南京で裁こうとしてくる危険性すらある」
 (後編)生じた弊害、有力議員の協力が得られない。
(第二章)ウイグル国会決議の混乱による「公明党が反対した」という“嘘”
 (前編)煽るネットメディア、公明批判は『売れる』現実。
 (中編)「実態としては都議選の影響」実は、自民党は明確に意思表示をしていた。
 (後編)骨抜き修文をしたのは、誰か?

となります。ひえーー。やっと全文、読ませてもらいました。ちなみに、この件の結果だけを書くと
■2022年2月、衆議院にて「新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議」採択
■2022年12月、参議院にて「新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議」採択
となります。去年の話ですね。

 衆議院での採択は、何とか北京五輪の前に、という事でした。そこに至る前にめっちゃいろんな話があって、「公明党が妨害した」という話が広まってしまい、それは違う、というのが小坪さんの記事発信の動機の一つでした。

 たしかにネットでの論調と、地方議会、議員、国会、自民党等での実際の「人」の動きは、まっっったく「別物」なんですね。そこに「ネット世論とリアルの乖離」がある、というのが小坪さんの主張で、それはその通りやと思います。そして、それによって、いらん軋轢やら、大いなる誤解が世間に広まってしまうこともある、と。これについてはその「被害者」は、公明党、というわけですね。

 ちなみに、この衆議院、参議院での決議について、ブログ「事実を整える」さんが、秀逸なまとめをしてくれてはりました。
ウイグル等に関する「対中非難決議」を振り返る:自民党と公明党の認識
ウイグル人権状況参院決議:衆院決議との違いと「公明党の反対・中国の名指し無し」などメディア等の報道について

 さすがですね。そこでも、これについては公明党は被害者、と書いてはります。小坪さんの記事と合わせて読むと、カンペキ!ですね。そして、実はここまでが「前置き」なんです(笑)。この後に、「LGBT」の話に移るんですが、それはまた後日にしましょう。

 そしてまた話は戻りますが、上でコピペした小坪さんの記事のタイトルで、気になるところはありませんか?そうです、「昭和天皇を南京で裁こうとしてくる危険性」です。

 私ら日本国民も、世界の心ある人々も、今、支那がウイグルでやってることはジェノサイド(集団民族殺害)や、と言いたいんですが、それを言うためには証拠が必要ですね。アメリカは独自の諜報活動により、ジェノサイド認定をしました、と(米、中国がウイグル人「ジェノサイド」と認定)。それはCIAをはじめとする調査機能を持つ諜報機関があるからこそ言えるわけですね。

マイク・ポンペオ米国務長官(2021年1月12日撮影)。(c)Andrew Harnik / POOL / AFP

 諜報機関も持たず、スパイ防止法さえもない日本が、なんで他所の国の中のことが断言できるんや?という話ですね。そして日本はジェノサイド条約の批准はできてへん、と。条約の意義は認めるとしても、条約では締約国の国内裁判所などにも処罰の権利や義務がある、と。

 日本の国内法では処罰はでけへんし、ましてジェノサイドと認定して外国に軍隊を派遣することなんか、憲法9条がある限り、ぜっっったいにでけへんわけですね。しかも、この条約では、ジェノサイドには「時効」は認めてへんそうです。そうなると憲法39条にも違背する、と。

 もし日本が、無理ぐり支那に対して、ウイグルはジェノサイドや、と言うたら間違いなく支那は「南京虐殺」で昭和天皇をジェノサイドで訴えて来るやろう、というわけです。有りもしない話で訴えられても、と言うても、つい先日、佐渡金山の世界遺産登録に際して、南朝鮮人が「強制連行がー」と言うて、登録を阻止されそうになっているのを見ると、心もとないものがありますね。

 小坪さんの記事を読むと、このジェノサイド条約も結局、第二次世界大戦の戦勝国が、敗戦国を裁く流れの上で、できて来たもののようです。まさに取り扱い注意!ですね。小坪さんは、ネットで「ジェノサイド!」「ジェノサイド!」と叫んでても、何にも進まへんで、と言うてはりました。

 お人好しで性善説の日本人には、考えもつかへん邪悪な世界が、現実に目の前に展開してるんですね。絶対に負けるわけにはいきませんね。

【文中リンク先URL】
https://samurai20.jp/2023/03/estrangement3-1-2/
https://naniwakawaraban.jp/2023/02/17/%e7%a8%b2%e7%94%b0%e6%9c%8b%e7%be%8e%e5%90%9b%e3%80%81%e5%b2%a9%e5%b1%8b%e6%af%85%e5%90%9b%e3%80%81%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ab%e3%81%aflgbt%e6%b3%95%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%8b%e3%81%84%e3%82%89/
https://www.jijitsu.net/entry/Uyghurs-China-hinanketsugi
https://www.jijitsu.net/entry/Uyghurs-China-saninketsugi
https://www.afpbb.com/articles/-/3327194


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