スケジュール政治でLGBT法案にかまけてるヒマはないで。どうやって中朝露のミサイルを防ぐんや?

 もうさっさと決まってしまいましたね、LGBT法案(自民政審、LGBT法案了承 萩生田氏「国会審議通じ懸念にこたえる」)。Twitterにはこういう画像で出てるのですが、産経のWEB版では萩生田くんの画像は差し替わっているようですね。

 法案は「性同一性を理由とする不当な差別はあってはならない」と修正されたが、「不当な差別」の中身が不明瞭な点などが懸念されている。法案を審査した党部会などで反対意見が多かったにも関わらず、部会幹部らが強引に一任を取り付けた経緯も出席議員から問題視されている。

 産経は5/12の社説(「主張」)で反対の声を上げていました(主張 LGBT法案 女性守れぬ危うい代物だ)。これはめっちゃまともですね。「『性自認』は、極めて危うい」、「不当でない差別などあるのか。言葉遊びの修正は意味がない」、「エマニュエル米駐日大使はLGBT法制定を促す言動を取っているが、控えるべきだ・(略)・内政干渉である」。素晴らしい!

 そして何と読売新聞も(片山さつき @katayama_s)(社説 拙速な議論は理解を遠ざける)。読売では「米国では、LGBTを子どもたちに教えるべきかどうかを巡って、対立が深まっているという」と書いて、一応「議論を深める」べき、みたいな話にしていますね。

 ネットでは、これは、岸田がG7でエエかっこしたかったのと、バイデン、エマニュエルに言われたからや、とみんながわかっていますね。思えば今年の2月から着々と進めて来てた話ですからね。青山繁晴さんは「スケジュール政治」と言うて批判してはりましたね。

 さあこれで、元々自民党を支持していた人たちがどんどん離れて行ってしまうように思います。まさか悪夢の民主党政権みたいには戻らへんとは思いますが、投票率はまた下がるんとちゃうか。もう民主主義とか、多数決とか、選挙なんて、アホらし、と思えてしまいますね。

 そして逆に、総理大臣て、その気になったら結構、何でも強引にできるんやんか、とバレてしまいましたね。昨日書いたように岸田くんは、いずれ安倍色をどんどん薄めて行って、ひたすら自分がひれ伏す米民主党、CIA、財務省、マスゴミ、支那共産党さまのご意向に、しっかり添い続けて行くつもりのようです。あかんわ、こいつ。

 ここ数日、ネットではもうこのLGBT法案の話で大騒ぎでしたが、よう考えたら、こんなどうでもええ話に付き合うてるヒマはないはずやんか。台湾有事はもう始まってるんやで、支那はいつだって日本にミサイルを撃ち込めるんやで、と認識せなあきませんね。

 いみじくも安倍さんはかつて、自衛隊の幹部に「君たち、中国と戦って勝てるのか?」と聞いてはったんですよね。

 『君たち、中国に勝てるのか』の共著者の一人、兼原信克・元国家安全保障局次長によると、18年に防衛大綱をつくる際、「居並ぶ自衛隊最高幹部を前にして、いきなり安倍首相(当時)から『君たち、勝てるのか』と聞かれた」という。
 また、安倍氏から「戦争になれば自衛隊員は何人死ぬか」と聞かれたこともあった。

 「スケジュール政治」しかでけへん愚かな宰相、岸田くんには、そんな覚悟はどこにもあらへんと思われますね。それでもたまたまアメリカから言われて防衛費を増やすことだけは決まったんやから、この際、しっかりと防備を固めてほしいですね。上の問いの答えもコピペしておきましょう。

 安倍氏の「勝てるのか」「何人死ぬのか」という問いかけに対する本当の答えは、「自衛隊員数百人が死亡するが勝てる」ではなく、「戦わずに勝つ、つまり抑止する。それが一番大事な事」(共著者の岩田清文元陸幕長)なのだろう。 (フジテレビ上席解説委員・平井文夫)

 そしたらたまたまでしょうが、同じく支那の脅威を認識させる話が今日の産経に出ていました(田村秀男の経済正解 「ペトロ人民元」の虚と実)。

中国の習近平政権が、すさまじい勢いで人民元の世界への浸透を図っている。

 田村さんの話はいつも、グラフを見るとわかりやすいですね。

 私は、ウクライナ戦争でエネルギー需要が逼迫して、そのスキに支那が人民元決済を一気に進めて来たように思うてたんですが、実はもう2017年ごろから着々と進めて来てたんですね。うーむ。安倍ちゃんが習近平を国賓で呼ぼうと言うてたのはまだその後、ですからね。田村さんの記事の締めをコピペさせて貰います。

 では、「ペトロ人民元」は成立するか。サウジアラビアとは中国が圧倒的に輸入超過になっている。莫大(ばくだい)なドル資産を背景に海外での豪遊に慣れているサウジの王族たちはおびただしい人民元を受け取っても、どう使うか迷うだろう。それに、米国はいざとなれば、人民元とドルの交換を禁止する挙に出るかもしれないのだ。

 まだ今すぐミサイルが撃たれることはないんかも知れませんが、状況に流されてるだけの「スケジュール政治」では、先の先を読んだ戦略的な発想は出て来そうにないですね。日本は昔から現場が強い、賢い、と言われてますね。何とかアホの宰相の下でも、私ら日本人は、しっかり生き残らんとあきませんね。

 いったんアップしてからYouTubeを観てたら、高橋洋一さんが動画を上げてはりました(778回 人民元決済拡大?いえ、絶対発展しないオワコンです。)。あはは、オワコンやて(笑)。


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コメント

  1. ewkefc より:

    『スケジュール政治でLGBT法案にかまけてるヒマはないで。どうやって中朝露のミサイルを防ぐんや?』に対する意見
    https://naniwakawaraban.jp/2023/05/16/%e3%82%b9%e3%82%b1%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%a7lgbt%e6%b3%95%e6%a1%88%e3%81%ab%e3%81%8b%e3%81%be%e3%81%91%e3%81%a6%e3%82%8b%e3%83%92%e3%83%9e%e3%81%af%e3%81%aa/

    >いったんアップしてからYouTubeを観てたら、高橋洋一さんが動画を上げてはりました(778回 人民元決済拡大?いえ、絶対発展しないオワコンです。)。あはは、オワコンやて(笑)。

    確かに人民元決済は拡大しており、知能の低い連中は一様に中国が通貨覇権国になろうとしていると考えているようだが、中国に通貨覇権国になろうという思惑は無いんだよ。
    何故なら、ポンドとドルの二の舞にはなりたくないからだ。
    だから、かつて中国人民銀行総裁はSDRを準備通貨とするべきという論文を発表したわけ。

    • 波那 より:

      We are unconquerable.

      日本のメディアって決して自衛隊の軍事訓練に付き添っての密着レポートなど一切しませんが、海外では国防増強で”再軍備”に向かおうとしている自衛隊に熱い視線が集まっていて、そんな密着レポートの動画には海外の人からのコメントが何千も付いていて「日本がついに目覚めたか」と興奮しています。国内では防衛費が増額されたとマスゴミが書く程度で現場の緊迫感など知らされず本家本元の私達国民がマスゴミによって暗愚のままにされているのに気づかないようにされていますから。但し、我が自衛隊は違います。自衛隊は或る日突然中国の台湾侵攻が始まった時のあらゆる事態を想定して厳しい軍事訓練を繰り返しています。連隊長へのインタビューで連隊長が「我々は敗けない」と言われた字幕が We are unconquerable. 征服されない、難攻不落であると訳されてたのを見て取材した人達だけが知る自衛隊への実感が伝わって来ました。

  2. 井上 泰雄 より:

    安倍さんが亡くなってから、日本という国も、首相も政治も何もかも、本格的にただの傀儡、属国である色が濃くなってきましたね。敗戦国の立場上それはあったにしても、安倍さんが日本を守ってくれていた部分があったことを感じます。

    https://twitter.com/sousyou13/status/1658099994925342721
    NHKがワクチン遺族を取材して、やっと全国ネットで報道されるのかと思ったら、コロナで亡くなったように印象操作しています。一応謝罪はしましたが、元の映像を流すわけでもない。完全に馬鹿にしています。放送法を順守する気もないし、建前上は公共放送ですがその役を果たす気があるようには見えません。NHKを解体した方が良いですね。

  3. ふじい より:

    >投票率はまた下がるんとちゃうか。もう民主主義とか、多数決とか、選挙なんて、アホらし、と思えてしまいますね。

    これが一番、怖いと思いますね。
    選挙なんてアホらし、と思えてしまうのが。

    こういう思考に有権者がなってしまうと、ますます低投票率、そしてまた政治家を狙うテロなんかが起こるかも知れません。民主主義の否定ですね。

  4. けん より:

    萩生田政調会長は、「一部に『民主主義が壊れた』と言う方がいると聞くが、何ら瑕疵はなかった」と、ご自身がLGBT法案推進派であることを認めました。

    その修正LGBT法案には、学校児童・生徒への性多様性教育の実施についても言及されています。(以下、該当部分の要約)
    ”学校設置者は、基本理念に則り、性的指向及び性同一性の多様性に関して、学校の児童、生徒又は学生の理解の増進のために、教育又は啓発、教育環境の整備、相談の機会の確保等を行い、性的指向及び性同一性の多様性について、学校の児童等の理解の増進に自ら努めるとともに、国又は地方公共団体が実施する性的指向及び性同一性の多様性に関する国民の理解の増進に関する施策に協力するよう努めるものとする”。

    この法案と自民・公明は、日教組を凌駕する悪辣さに満ちていると思います。

    いったい岸田政権/自民党は、次の総選挙をどう闘うつもりなのでしょう。