どっちにしても中国共産党やったら絶望しかない香港の若者。かわいそうやけど生き延びてや。

 香港の騒動が収まりませんね。日本のテレビ、新聞は今さらですが、大事なことは何にも報道しませんから、ネットでの情報は貴重ですね。香港は上海閥、江沢民派の巣窟で、そこに手を差し込んで利権を覆そうと企んでるのが習近平派、その戦いが先鋭化して来てるのが今の香港、という図式は、ネットではもう常識になってますね。

 先日、デモに参加していた高校生が警官に銃で胸を撃たれて一命はとりとめたものの、この学生を香港政庁は訴えたというニュースが出ていました。ネットではすかさず、この学生が鉄パイプを振り回して警官を攻撃していて、それを制止しようとした警官に火炎瓶を投げつけて、さらに集団で殴りかかっていた、という情報も流れていました(yoshさんのツイート)。いつの時代も、乗せられて騒動に参加する若者が犠牲になるんでしょうか。

 自由も民主主義も踏みにじり、プライバシーは守られず、言論の自由もなく、国民を完全に国家の監視の下に置こうとしている今の中国共産党は、もはや人類の悪夢でしかないと私も思います。せやからこそ、その大陸の「中国」に反旗を翻す香港の若者たちに「香港加油(頑張れ)」と声を掛けたくなるのは、気持ちとしてはわかりますが、それぞれの背後にいる、実際にお金まで出しているらしい存在があることを、しっかり知っておかなあかん、ということでしょう。

 今日の「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」は、こんな香港の状況が一気に理解できる、めっちゃわかりやすい記事でした。「香港大乱の舞台裏で展開されている江沢民 vs 習近平の暗闘 利権争奪のダークサイド。「港人治港」の実態は「財閥治港」だった」と。香港で儲かるのは土地つまり不動産や、というのはあの摩天楼を見てもわかりますよね。これまでさんざん儲けた奴らが今はいっせにシンガポールへお金を移してることは、宮崎さんの一つ前の記事(「香港からのエクソダス、人間ばかりではなかった シンガポールの外貨預金、前年比二倍に急増していた」)でも書いてはります。

 結果的に香港で、家に住むというのは、それだけで大変なわけですね。

 <住宅の事情を分かりやすくみよう。「単房」というのは米国流のスタジオタイプ、日本で言うlDK(単身赴任か独身者用)。シャワーとトイレにしきりはなく、ベッドは折りたたみ式。冷蔵庫は格納され、台所は狭窄の限界。だから家具を置けない。折りたたみの机でインターネットに興じるくらい。それでも住宅賃貸料は収入の六割を占め、残りのカネでネット代を支払うと、食事に費やせるカネは、いくら?(ま、日本の事情も似たようなものだが)。>

 さすが、いつも現場主義の宮崎さんの話はリアリティがありますね。

 <歴代の香港政庁は住宅問題解決のため、公共住宅の供給を謳ったが、2006年から2016年までに供給された公共住宅は、僅かに25700戸だった。申請者は26万余、不満が募るのは当然の流れとなる。>

 いやあ、そりゃー絶望的になりますよね。
 昔、仕事で香港に行ったことはありますが、会社のお金でないととても行かれへんなあ、と感じました。ホテル代がべらぼうに高かったですから。香港の若者にとっては、江沢民派でも習近平派でも、どっちでも絶望的やな。かわいそうに。イギリスに戻った方がマシなんとちゃうかという声も上がっているそうです。

 まだまだ世界中、どうなるかはわかりませんね。アメリカの民主党は何としてもトランプさんを弾劾しようと、またもや何の根拠もない話、いやでっち上げで議会を振り回し始めています。民主党寄りのことしか報道せえへんCNNあたりしか見てへんアホな日本のテレビや新聞は、「トランプさん、窮地に」なんて報道してるようです。騙されたらあきませんね。今のところは日本のネットは大丈夫なようですが。

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ナニワの激オコおばちゃん

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