森友問題は財務省の安倍政権打倒の策略やった。そんなん知ってたけど、本に書かれたその国賊ぶり。

 結果的に毎日のように安倍さんを取り上げていますが、それだけ今の日本の政治状況は、まさしく「安倍さんが蒔いた種」が、そこかしこに埋まっている、ということなんやと思います。トップ画像の「月刊 Hanada 2023年4月号」、目次には「総力大特集 安倍なき日本の針路!」とありますね。コピペしてみましょうか。

【総力大特集 安倍なき日本の針路!】
◎櫻井よしこ×橋本五郎 『安倍晋三 回顧録』の衝撃!
◎菅義偉(前総理)【本誌独占】 日本は世界一可能性に満ちている
◎西田昌司 自民党税制調査会幹事が断言する!防衛増税、100%必要ない!
◎長谷川幸洋 中国スパイ気球撃墜の真相 「米国の罠」にはまった中国
◎有本香 「大阪夢洲IR」に重大疑惑【激震レポート!】
◎遠藤誉 日本学術会議だけではない!習近平に魂を打った日本の学術界【スクープ!】
◎小笠原理恵 自腹で買う自衛隊員も!戦闘服ボロボロでこの国を守れるか
◎D・アトキンソン 「低価格」は百害あって一利なし 「日本では値上げできない」の大嘘
◎乾正人 船橋洋一元朝日新聞主筆の「転向」に仰天した
◎池田良子 「弱者ビジネス」の赤いネットワーク
◎堤堯×久保紘之 【蒟蒻問答】「核なき世界」? 実現するはずないだろ!

 文字通り、日本の針路を左右する多くの問題に、全て安倍さんが絡んでるわけですね。ま、一国の首相やから当たり前と言えば当たり前ですが、そんなこと言うたら、岸田くんも首相やけど、そのレベルの差はまさに「雲泥」やな。岸田はしょせん、財務省のポチ。

 とりあえず一番気になってた櫻井よしこさんと橋本五郎さんの対談「『安倍晋三 回顧録』の衝撃!」は、櫻井よしこさんの有料動画「言論テレビ」の2/10放送分の一部採録、ということでした。安倍さんが首相を辞任したのは2020年8月、その直後の「2020年10月から、一回につき2時間で18回、計36時間のインタビューを行いました」と。

 この本の監修を務めた元・国家安全保障局、局長の北村滋さんが、常にいっぱい資料を持って同席してはったそうです。2022年1月には、いよいよまとまって出版される予定やった、と。

しかし安倍さんが安倍派の会長になったことや、総理時代のストレスから解放されて健康状態も良くなったことで発言も多くなり、政治的影響力も強くなった。そのため、「この内容をこのまま出版するのは、さすがに差し障りがあるんじゃないか」となり、出版は一度はペンディングになったのです。

 そして7月に不幸な事件が起こった、と。もし安倍さんがご存命であったなら逆に、「内容は半分以上は削られていたでしょうね」と橋本さんは言うてはりました。うーむ。悔しいけど、その部分はラッキーなんやろか。

 オバマと「すきやばし次郎」に行った時の話は有名ですね。そもそもオバマは安倍さんのことが嫌いやったんですね。冗談も言わず、いきなり店に入るなり「アメ車が全然走ってへんやないか、日本はもっとアメ車を買え」と言うた、と。

 そしたら安倍さんは、「外に出てみよか。BMW、ベンツ、フォルクスワーゲン、何ぼでも走ってるで。アメ車は左ハンドルしかないし、CMも出さへんし、東京モーターショーにも出てへんやないか。それでは売れへんで」と言うたら、オバマは黙ってしもた、とか。(もちろん、大阪弁とちゃいますよ。)

 オバマの広島訪問については、これを安倍さんの真珠湾訪問とセットで設定する話もあったけれど、安倍さんは、真珠湾は軍事攻撃、広島は無差別殺人やから、一緒にするなと国賊・外務省の要望を蹴ったんやそうです。まあ結果的には真珠湾に行きはりましたが、その前年(2015年)の米議会での「希望の同盟」演説が、しっかり効いていたと思いますね。

 習近平は、安倍さんが首相に返り咲くほんの少し前に総書記になったもんやから、安倍さんの訪中を要請するに当たって、いっぱい条件を付けて来たんやそうです。靖國、尖閣、歴史認識問題とかですね。安倍さんは、それなら首脳会談はせんでもええ、とずっと蹴っていたわけですね。

 得意の絶頂にある習近平に対しても、原則は絶対に譲らへんかった、と。一方で「一帯一路」や「AIIB」に対しては、できる部分は協力したら?というスタンスやったそうです。安倍さんは超現実主義者、リアリスト、なんですね。櫻井さんの話です。

しかし、安倍さんは私に「櫻井さん、よく考えてみてください。一帯一路は思ったほどうまくいっていない。非現実的なんです。だから恐るるに足らないのですよ」と言っていました。

 いやあ、もう先の先をちゃんと読んではったんですね。その通りになってるやんか。そして財務省との戦いの話については、既にマスゴミでさえも、少し報じていたようですね。櫻井さんの話です。

 安倍さんも『回顧録』で、森友学園問題について「土地取引の資料が私の下には届かなかった」とし、財務省が政権の足元を掬おうとした策略ではなかったか、とまで仰っています。

 自らの省益のためには政権さえも倒すというのは、財務省だけでなく、外務省も厚労省も同じ、とも言うてはりますね。いちいちその通りですね。櫻井さんの発言の最後の部分をコピペしておきましょう。

 安倍さんを批判してきた人、「アベガー」にこそ、この『回顧録』を読んでほしい。そして安倍さんがどれだけ国を思い、国民を思って、全身全霊をかけて政治に取り組んでいたか、を多くの方に知ってほしいですね。

 とは言え、安倍さん暗殺の真相解明は、日本の警察によって中途半端に幕引きされようとしています。たしか「憲法改正」にドライブがかかるはずやったのに、昨日書いたように、LGBT法やら同性婚やら夫婦別姓やら、コオロギの話がいきなり出て来て、東京都は小池都知事がソーラー義務化とか、どうでもええ話ばっかりが前に出て来ています。

 最初にコピペした現在の日本の諸問題、安倍さんやったらどうしはったんやろか、と考えて、一つ一つ、しっかり監視して行くことにしましょう。

【文中リンク先URL】
https://www.fujisan.co.jp/product/1281697388/new/


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【ナニワの激オコおばちゃん】

コメント

  1. 禿げ親父 より:

    昨日はコオロギ食についてどしようもないことをコメントして申し訳ありません。グレートリセット派がコオロギ食を推し進める本当の目的についてうまく書かれた記事があったので(知っている人は多いとは思いますが)罪滅ぼしとして改めて紹介させてください。世界で起こっていることはすべて連動して計画されていることに改めて驚きます。
    https://alzhacker.com/why-promoters-of-great-reset-are-pushing-ultra-processed-foods/

  2. 波那 より:

    岸田クンが党大会で憲法改正すると言ったらしく、国民に媚びて延命しようとしてる、あんたがやってる時に憲法改正したら、また譲歩して骨抜きにされるだけだから取り敢えず辞めて!と思ってたら、

    「2022年7月に死去した安倍晋三元首相の功績に多くの時間を割き、

    「失ったものの大きさを実感する」

    と悼み、2012年の政権奪還後に企業収益の拡大、安全保障法制などを実現させたとして、安倍・菅政権は

    「民主党政権によって失われた日本の誇り、自信、活力を取り戻す『前進の10年』だった」

    と持ち上げました。」とさ。

    春の選挙を意識して、安倍さんが居たから自民党議員に投票しに行ってた人達を引き留めよう、引き寄せようとしてるのは明らかで、安倍さんが反対してたLGBTやろうとしてるくせに、今更、媚び媚び。もうウンザリ〜。G7を花道にして辞めるだろうと、じっと我慢しようとしてたけれど、また爆発。憲法改正審議なんか国会で始めたら、まだ一年でも、もっと居座りますよ。その間にまた何をされるのか・・・

  3. ふみお より:

    Z省を金融、歳出、歳入の3本に分割して廃止したらよいと常々考えています。
    金融は金融庁に吸収させ、歳出と歳入はそれぞれ歳出庁と歳入庁を新設。
    お互いに対立状態(チェック&バランス)に置き、監視させ合うのが良いと思っています。

    乱暴な議論かもしれませんが、いまのままでは日本はZ省にボロボロにされます。