鬼の財務省の弱い者イジメ、インボイス制度。仕組みを作られたらいずれ鬼に全国民が喰われるんや。

人気ブログランキング

 日本人は大人しくて真面目ですね。先日、薬屋で、窓の外を通る車を眺めていて、乗用車のざっと6割が白とシルバー、2割が黒、と知りました。中古で出すときには白系の方が無難で、値段も高くつく、と聞いたこともありますが、いやあ、オモロないなあ、と思いました。

日本の道路を走る車(フリー素材)

 車の色と関係あるかどうかわかりませんが、日本人は「税金は払うもの」「節約はすべきもの」「赤信号はクルマが来ていなくても止まるもの」「お巡りさんには逆らうたらあかん」と考えますね。もうレベルがグチャグチャですみませんが(笑)全部当たってますよね。

 そんな日本人に付け込んで作られたのが「消費税」なんですよ。実は私は、これを考えた奴は天才とちゃうか、と思います。その実態をきちんと理解したら、「消費税」と言う名前は、ぜっっっったいにインチキなんです。

 正しくは「付加価値税」、簡単に言うなら「売上税」ですね。ほとんどの日本人は、あ、以前の私もそうでしたが、1100円でモノを買うたら、100円は税金で、国に取られるんや、と思てます。せやけど、まったく同じモノが売れそうにないので赤字を覚悟で550円で売っても、50円は取られるんですね。

 つまり、いくらで売ろうが、赤字になろうが「売った値段の11分の1(約9.1%)」を取られる、納めなあかんということですね。それって、単純に言うたら、売り上げにかかる税金やから、売上税でええやんか、ということなんですね。

 当初、新しく税金を作る時に、たとえ3%といえども、中小零細企業には「増税」となるのでキツいからということで、年間売上三千万以下の業者は免税にしたんですね。それが今や一千万、と。そしてついに今回は「インボイス制度」の導入となったんですね。ハッキリ言うて弱い者イジメとしか言いようがないですね。

 売上が一千万行かへん業者に対しても、無理やり消費税を払わせるように仕向ける仕組みですね。消費税を払う事業者は、年に一度、まとめて、自分が受け取った売上の11分の1(約9.1%)から、自分が払うた消費税を引いた分だけ国に納めるわけですね。その自分が払うた消費税、というのをインボイス制度開始後は、消費税を払うてる業者からの分しか認めへん、ということになるわけです。

 この制度のために新たに無理やり増えることになる税額を、どこかが負担せなあかんことになる、と。これまで免税にされて来た零細業者や個人のフリーランスの人が負担するのか、その業者やフリーランスから仕入れていた業者が負担するのか、あるいはその仕入業者が売り値に載せて値上げして、消費者に負担させるのかという、押し付け合いが発生するということですね。

 つまり、誰もが不幸になる仕組みです。やっぱり財務省は天才やわ!!そして、いよいよ10月にはこのインチキ消費税を補完するインボイス制度が始まってしまいそうです。インチキなことを言う奴らがいっぱいおるのにはビックリですね。

 「安藤裕チャンネルひろしの視点」で、トンデモ動画を出してる人がいるのにビックリしました(【消費税は預り金でない、という人はバカ?】)。

 ひえーー。財務省自身も、裁判でも、「預り金」も「益税」も否定されてるのに、堂々とYouTubeでエラそうに言うてる人がおった、と。あまりにレベルが低いので、その動画は安藤さんの動画の中で視てください。もしホンマに「預り金」や「益税」があって、それを払わへんかったら、それって、「横領」という犯罪になるやんか。

 零細事業者や個人のフリーランスが標的となってるこのインボイス制度は、声を上げられへん弱い者イジメでしかあらへんのですね。そして、いったん弱い者から制度を導入して行って、それをじわじわ広げて行って、最終的には「免税」も無くして、パーセントを上げて行ったら、財務省の完全勝利、大増税やりたい放題、ですね。

財務省 ©共同通信社

 こんなことを考えつく財務官僚って、控えめに言うても「悪魔」か「鬼」やな。今からでもしっかり声を上げて行きましょう。ま、消費税を廃止したら、即、日本経済は爆上げ、一気に経済成長が始まるんですけどね。

 消費税導入後、日本はこんなことになってしもてるんですよ。これを異常やと思わへん方がどうかしてますね。日本人、大人しくて真面目なんはええけど、ダマされてたことを知ったら、ちゃんと怒らなあかんのや。

【文中リンク先URL】
https://www.youtube.com/watch?v=e9wrdQVZ3DY

人気ブログランキング
人気ブログランキング

↑ インボイス制度は弱い者イジメやと思う人はポチっとお願いします。

コメント

  1. すけきよ より:

    「トンデモ動画」については三橋氏も昨日と今日のエントリーで取り上げていましたね。

    はい、「消費税は預かり金」説、崩壊
    https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12813064627.html

    自分が間違っていることを認められない病
    https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12813204560.html

    (以下、一部引用)

    医療サービスは「非課税」とされ、病院は患者への請求に対し、消費税分を上乗せできない。それにも関わらず、課税仕入側(費用側)には消費税が上乗せされている。という「事実」についてご説明しました。

    さらに、病院は消費税分を請求に上乗せできないにも関わらず、「利益+非課税仕入」÷11*1で消費税を徴収されている。理由は、消費税とはそもそも事業者の付加価値(利益+非課税仕入)に課せられた付加価値税だからです。

    消費税分を価格に転嫁するかどうかは、事業者の勝手です(財務省は「予定されている」と説明しています)。価格に転嫁できない場合、事業者が損失を被るだけ。
    そして、病院の場合、法的に転嫁ができない。消費税が「預かり金」ならば、病院は「預かる」ことを禁じられているにも関わらず、消費税を納税してることになる。これなんぞ?
    はい、「消費税は預かり金」説、崩壊。

    という話なのですが、アタオカや「自分が間違っていることを認められない病」にかかっている人は、
    「いや、病院は公的サービスなんだから」
    云々と、意味不明な面倒くさいことを言ってくる人がいるでしょう。というわけで、事例をもう一つ。

    生命保険や損害保険です。

    実は、生命保険や損害保険も非課税なのでございます。
    我々が支払っている保険料に、保険会社や代理店は、消費税分の上乗せはできません(当初の契約で決まる)。消費税増税がされたときも、保険料は変わっていないでしょ?
    それにも関わらず、保険代理店や保険会社は、消費税を納税しているのですよ。
    これ、預かり金説で説明できます?

    もういいですよね。消費税は預かり金ではないのです。何しろ、
    「消費税が増税された際に、価格に転嫁することが禁止されている財・サービス」
    が存在するわけですから、
    「消費税は消費者から預かったお金を、事業者が納税している」
    では、全く説明ができないのです。

    よくよく考えてみれば、財務省の「消費税は預かり税ではない」という国会答弁がなかったところで、「非課税取引(医療、保険以外にもあります)」が存在する時点で、「消費税は預かり金」説は成り立たないのでございますよ。

  2. ホシュ より:

    あの~、その消費税を5%から8%(2014年)、8%から10%(2019年)へとわずか5年間の間に2倍増して日本をデフレ地獄に落とし込み、「失われた20年」を「失われた30年」へと進化させた売国奴が、あなた方が「保守」だと云って信奉している安倍晋三なんですけど、、違いましたっけ?
    そうそう、インボイス制度も藤井聡が日当3万円余りを貰いながら内閣参与をしていた真っ最中の2016年に安倍晋三が財務官僚に作らせて導入することを決定したんですよ。その時に藤井さんが何か言っていましたっけ?何も言っていませんでしたよ。いつも言うのは決まってからの反対ですよね。
    三橋さんや藤井先生はいつも財務省がー、財務省がーといってまるで消費税増税やインボイス制度の犯人が財務省の如く自民党政権からその犯人をすり替える訳ですが、ご存じですよね?
    日本は議会制民主主義を採用する立憲君主国であり、財務官僚を含む官僚の人事権は内閣人事局が握っています。つまり、事務次官など官僚のトップは総理大臣、官房長官、官房副長官、財務大臣などの自民党の政治家が決めている訳です。日本を壊す売国官僚を人事権を以てトップに据えているのは自民党の政治家ですよね。違いますか?
    その自民党政権が敷いた出世街道を官僚たちは目指している訳ですから財務官僚があ~なるのは当然ですよね。誰が悪いんですかね?
    財務省がーですか?はてはて、鬼は財務官僚なんでしょうかね?

  3. 八百万の神の自由 より:

     インボイス増税、消費税、延いては財政破綻論争の保守派の動きが鈍い事を危惧してます。
    このブログランキングでも激おこさんと三橋氏だけ…

    失われた30年は、国益毀損、弱体化そのもの。通貨発行で、どれだけ安全保障(軍事、食糧、エネルギー)強化ができた事か?! 国民、産業、技術、土地、伝統文化を護れた事か?!

    インボイスを保守派がスルーする事で、マクロ経済を理解するノンポリ中小零細企業、個人事業主、フリーランス国民は、呆れて信頼しなくなるかと。

    インボイス増税(10%)+経理事務負担は平均一月分の給与が飛ぶらしい。
    インボイスはみんなが登録しなければ止められます。登録解除(簡単)する方も増えてます。登録した方も一旦、登録解除し9月末にまた登録しましょう。

    「登録解除方(動画後半)」どんぶり勘定事務所より
    https://youtu.be/BQTaSZIFpFk
    #STOPインボイス

  4. ヨウイチ より:

    インボイス登録事業者数は多くない状況ですので、引き続き免税事業者にも課税事業者にも「ぎりぎりまで登録しない」「登録してたら取り下げる」で、10月の実施を延期または中止に追い込みましょう。

    さて「消費税は預り金ではない」ということは、売手(事業者)と買手(消費者)において、消費税は売手の事業者にしか発生しないという事です。この関係は、事業者が買手として売手の仕入先から仕入(購入)する際にも成立します。つまり、売手(仕入先)と買手(事業者)において、消費税は売手の仕入先にしか発生しません。事業者は仕入先に消費税そのものを払うことも預けることも納付することも出来ません。事業者は仕入先に「税込仕入額」という代金を払っているだけです。

    仕入税額控除が成立するのは、売上税額も仕入税額も、自分の「税込売上」の中のやりくりで、どちらも自分の財産だから、差し引くことが可能なのです。
    そして、その仕入税額は、買手の事業者が作成する「帳簿」に基づいて算出しますが。これが売手の「インボイス登録事業者」が発行するインボイスが無いと出来なくなるわけです。

    消費税が導入された30年以上前の時代はパソコンも普及しておらず、帳簿方式は複数税率への対応が困難とされていましたが、幸か不幸か、2019年10月からの10%増税時に8%軽減税率が導入されたことで、帳簿方式でも複数税率に対応可能なことが証明されました。(もちろん紙と鉛筆では無理で、対応にはある程度のシステム導入か、最低でもエクセルでの入出金の記帳が必要ですが)

    本当にインボイスは「財務省にとって税収の減収要因である免税事業者を根絶すること」以外に、何の意味もありません。日本はインボイスの問題点である「免税事業者の取引からの排除」を「仕入税額控除の対象は課税事業者であることを要件としない」運用で、結果的に免税事業者にも課税事業者にも優しい制度を維持してきました。これを護るべきです。